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AIが進化しても楽にはならないという話

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どうも、こんにちは!

ホームページ制作会社の株式会社のエンジョイワークスです!

 

 

最近よく聞くAIですが、AI、つまり人工知能は私たちを本当に幸せにするんでしょうか。気づかないうちに既に様々な場面で使われているAIですが、今回はAIが引き起こす負の側面について話そうかと思います。

 

 

 

テクノロジーが進歩しても労働の総量は変わらない

 

 

一つ例を出しましょう。戦後の田舎村をイメージしてください。そこでは自給自足が当たり前です。水は井戸からくみあげ、火は薪によって人力でおこしています。薪を集めるのも水をくむのも一苦労なわけですが、そこにガスや水道が導入されることになりました。栓をひねれば水や火が即座に使えるそのシステムに当然村人は大喜び。1日の多くの時間を費やしていた辛い労働から解放されることになりました。

 

 

 

そうすると、普通の人ならこう思いますよね。「余った時間、楽できるね!」って。では村人たちは空いた時間をのんびり過ごしていたんでしょうか。実はそうではなくて、村人たちは空いた時間を使って都市部の工場などに出稼ぎに出たんですよね。

 

 

 

薪や水などは自分の肉体を担保に労働することで無料で手に入れてましたが、ガスや水道は自分たちでは生み出すことも維持することもできません。ガスを供給してもらうにはお金を払うしかないので、出稼ぎにいくわけです。

 

 

 

そして、水やガスが安定して手に入ると、今度は見たこともないような家電製品が続々と登場してきました。洗濯の自動化や食べ物を長期保存するための冷蔵庫など革新的な機能をもった製品ばかりです。村人たちは楽と便利さを求めるため当然のように購入していきます。そして、それらを稼働させるための電力も購入します。

 

 

 

 

掃除、湯沸かし、洗濯、ずいぶんと手間が省けるようになりました。しかし、それだけ手間が省けて余った時間を家族と一緒にのんびり暮らしたかといえばそうではなくて、そのようなテクノロジーがもたらす生活水準を維持するために、さらなる収入を求め、また働きに出るんです。

 

 

 

テクノロジーが人々を生産活動に駆り立てる

 

 

このようにして人間は豊かになりました。さまざまな製品は私たちの時間を有効に活用し、感覚的に時間を増やしてくれます。風呂を沸かすのに3時間かかっていたところが今や5分で可能です。しかし、それは人間の費やさなければならない労力の総量が減少したということなるのでしょうか?今の私たちの生活を見れば分かると思いますが、多くの人は1日変わらず8時間以上働き続けますよね?

 

 

 

薪拾いにかかっていた時間や労力はガスによって帳消しになったのだから、「火を手に入れる」ための作業量は大幅に減少しました。しかし薪拾いに費やしていた労力は結局、ガスを購入する資金を手に入れるために別の労働に変換されるわけです。また、テクノロジーの進歩により生まれる新製品は、その製造に高度な技能を求められるため、労働者はそれに見合う高度な能力を要求されるようになっていきます。ここから「テクノロジーが進歩すればするほど、人間は労働にのめりこむ」ということがわかるかと思います。

 

 

 

そして、私はAIも同じなんじゃないかと考えています。確かに今現在は「AIが発達することで楽ができる便利な未来が来る」とか言われています。しかし、実際に優れたAIが普及した世の中でも、人間の労働は減ることがなくて、また別の苦労が生まれるだけかもしれないんですよね。もちろん、考え方一つで苦労にも生きがいにもなりますが。パソコンや携帯電話が当たり前になった今の時代もそうです。おかげで効率的に様々なタスクを同時にこなすことができるようになりましたが、成長を続けるためには競争に勝たなくてはいけませんよね。そしてライバル会社に勝つために低価格でたくさんの業務をこなすようになります。

 

 

 

AIが発達した未来では、AIの利用が当たり前の世の中です。そんな中で人間は今よりもさらに高い能力が求められるようになると思います。一人ひとりが、より生産性の高い仕事を行うように強いられる。つまり、便利さを求めることは必ずしも楽につながるとは限らないんです。

 

 

 

以上、最後までご覧いただきありがとうございました!

 


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