どうも、こんにちは!
大阪市でWEB制作をしている株式会社エンジョイワークスのライター4号です!
突然ですけど音声テクノロジーの分野って知らぬ間にすごく進化してると思いませんか?
Appleの「Siri」とかGoogleの「Googleアシスタント」とか。当たり前に使ってますけど、よく考えたらかなり凄いことだと思うんです。Googleドキュメントの音声入力の精度もかなり上がってきてますし、よっぽど癖のある話し方をしなければ、綺麗に音声を認識 → 文字化してくれます。
他にもAmazonの「Alexa」やWindowsの「Cortana」なんかもありますね。(Cortanaは重すぎるから、ユーザー側で完全にストップさせたい…なんて思っていることは内緒)こうして見てみると、だいたい有名なAI音声はアメリカの企業のものが多いんですよね。日本も頑張ってほしいなぁと思います。
と思ったら!!ありました。日本らしい面白いAI音声が。それは「NEUTRINO」(ニュートリノ)と呼ばれるものです!
NEUTRINOって何?
簡単にいうとボーカロイドの進化版みたいなものです。その方面の方々からすると、「全然違う!」と言われそうですが、詳しくない一般人からすれば同じようなものだと思います。(ちなみにボーカロイドと聞いて嫌悪感をだす人も中にはいると思いますが、話の方向性はあくまでAI音声の技術のご紹介です。)
ただ誤解を与えずに言うとすればNEUTRINOは、やはりAIです!音声のビッグデータをもとに音符と歌詞だけで自動でしゃくり・ビブラートなどを生成してくれます。実際にどのような歌声なのか聞いてみるのが早いと思いますので、動画を紹介します。
適当に打ち込んでみたけど、完全なベタ打ちでもそれなりに聞けるの凄いと思う#AIきりたん pic.twitter.com/SoUIz3JZqv
— 神前 暁 / こうさき さとる (本名) (@MONACA_kosaki) February 24, 2020
あの、、ついにAIきりたんが「高音厨音域テスト」に合格しました
※調教なし#AIきりたん#NEUTRINOpic.twitter.com/uUJtUccb8x— こんこん (@kinsei0916) March 7, 2020
これがAIだと分かりましたか?分かる人には分かるんでしょうけど、先入観なしで聞いてみるとAIか人間かほとんど分からないんじゃないでしょうか?ちなみに私は違いが分かりませんでした。
息継ぎなどの概念もあるらしく、楽譜にブレス記号を記入してあげないと酸素が減って声がかすれてきたりするようです。しっかりブレス記号を入れてあげることでメロディーに合わせて生歌のように息を吸い込みます!
こうゆうところ日本の技術って感じがしますね笑 やるなら細かいところまで徹底的にやるといった感じ。
そして実はこのソフトウェア、無料なんです!NEUTRINOの生みの親はSHACHIさんという人で「まだ聞いたことのないような楽曲・ジャンルを開拓してほしい」という想いのもと、誰でも利用できます!
各方面から迫りくるAIについて
こういった「無料」での提供がテクノロジーをより熟したものし、大衆に浸透しやすくなるんですよね。ユーザーが勝手に改造してさらに凄いものが生まれたり。「AIテクノロジーの進化によって一部の仕事はなくなるかもしれない」なんて言われたりしていますが、逆にテクノロジーの一助によって、埋もれていた才能が開花する可能性も十分あると思います。
と、AIのエの字も理解していないんですけど、面白そうなので紹介してみました。でも、ほんとにこういったもの作り上げる人って同じ人間なのに「どんな頭ん中してんだろ?」って思いますね。