どうも、こんにちは!
ホームページ制作会社の株式エンジョイワークスです!
暑いですね~。気づいたらもう7月ですよ。ビックリですね。そりゃ暑いわけです。
そして暑くなってくると増えるのが、パソコンの故障です。デジタル機器は熱や湿気に弱いですからね。また、ホコリや汚れが機器内部に詰まっていると、冷却効果がフルに発揮されないので、さらに故障のリスクが上がってしまいます。パソコンの置いてある環境にもよりますが、何年も掃除していないなら、中はきっとホコリがビッシリ!
ということで今回はパソコンの掃除の様子を画像とともにご紹介しようと思います。CPUクーラーの掃除まで行ないますので、良かったらぜひ参考にしてみてください。
パソコンの中を掃除しよう!

今回使う掃除道具はコレ!静電気防止手袋と、エアダスター、そしてCPUグリスです。青いのはSSDですが、今回は関係ありませんので無視してください!

「バァーン!」
それではパソコンのフタを開けていきましょう。う~ん、いつ見ても圧巻!この内部のゴチャゴチャした感じが男心をくすぐるんですよね~。

ちょっとファンをクローズUP。こんなに汚れています!これは急いで掃除しないといけませんね!大変です!

では、まず第一工程、エアブロー!画像ではPCを倒してブローしていますが、極力ホコリが外へ逃げるように逃げ道をつくってあげるのがコツです。じゃないと拡散したホコリが細かくなって、また基盤上にくっついてしまいますからね。掃除機で吸い込むのもOKですが、細かいところは吸い込めませんので、エアダスターは必須です。ブロー後は基盤にホコリが乗っていないか確認しましょう。それと、基盤に触れるときは静電気防止手袋を使用しましょう。ない場合は大きめの金属に手で触れて静電気を逃がしてあげましょう。基盤上で静電気が発生すると一発でパソコンは壊れますからね。
ここからCPU周りを掃除します!

全体的にホコリがとれたら次はCPUクーラーとファンを取り外します。この工程から難易度が上がるので、自信のない方はさきほどのエアブローまでに留めておきましょう。まずは画像の人差し指先にあるファンの電源を基盤から引き抜きます。力任せで抜けるものじゃないので、ちゃんと押さえるところは押さえて一定の力で優しく引き抜きましょう。

次にファンにくっついているCPUクーラーの取り外しです。CPUクーラーは基盤についている4つの黒いピンを90度回してロックを解除することで引き抜くことができます。
このピンがちょっと曲者で、引き抜くにはコツが必要です。ピン先は楔状になっていて、それが基盤にひっかかることでCPUクーラーを固定しています。しっかりとロックを解除してから引き抜かないとピンが破損し、再度取り付けるときにCPUとCPUクーラーの密着度が下がり、CPUの冷却効果が激減、熱暴走を起こしやすくなってしまいます。掃除するときはこういった部分にも注意しないと結果的にパソコンの性能を下げたり、故障の原因になったりするので注意が必要です。

マザーボードから取り外したCPUクーラーとファンです。かなり汚れていますね。これをキレイにしてあげることで冷却効果がUPするはずです。

何をしてるかだって?洗い物です。実はCPUクーラーは水洗いできるんです。別に電気的なものがくっついてるわけじゃないですからね。合成洗剤で洗ったほうが早いし、キレイになるんです。ただし、取り付けの際は完全に乾かしてからじゃないとダメですよ。

「きゃっ恥ずかし!」
次はCPUクーラーとファンを取り外したら出てくるCPU本体です。こいつにはグリスが塗ってあります。グリスはCPUとCPUクーラーの密着度を上げ、効率よく熱を排出するために使われています。クーラーを外したら、ここのグリスも新しいものに変えておきましょう。既存のグリスをキレイに拭き取ったら…

「ニュ~」
新しいグリスを塗っていきます。基本的に一本使い切りなので、惜しまず出しましょう。

「ハケハケ」
ハケで均等に伸ばしていきます。「端から端まで完全にムラなく塗る」なんてことは無理なので、だいたいでOK!

「ブクブク…息できないよ」
こんな感じでグリスを塗れたら大丈夫です。後は逆の手順でCPUクーラーを取り付け、ファンを取り付け、ファンの電源を取り付け、もう一度全体をエアブローすればOK!
以上、パソコンの掃除の方法をご紹介しました。基本的には今回の方法で大丈夫ですが、古いものや特殊なマザーボードを使っている方ならCPUクーラーの取り外し方が違っているかもしれません。その場合はマザーボードの型番を調べて、ネットで正しい手順を調べたほうがいいでしょう。