皆さまご機嫌いかがですか。
大阪市のWEB制作会社エンジョイワークスでございます。
そしてお相手はわたくし、ネット音楽マエストロのJTがお送りする、
インターネット上でこそ楽しめる音楽の世界をご紹介するコンピレーションブログ、
”MUSIC SCAPE”のお時間がやってまいりました。
今回皆さまにご紹介さしあげるものは、”ネットレーベル”という概念、そして可能性について。
その名前のとおり、インターネットを前提として発達した知られざる音楽文化がございます。
それでは皆さまを、新しい音楽の世界へお連れしましょう_
Shall we LISTEN? MUSIC SCAPE.
“ネットレーベル”とは
直接的にはインターネット上に存在している音楽レーベルのことを指しますが、
「ネットレーベル」という単語で表される場合、いくつかの特徴が共通します。
- フリーであること
- ダウンロード自由であること
- テクノやエレクトロニカ、アンビエントといったジャンルがメインになること
最初の2つについては特に「クリエイティブ・コモンズ」という世界共通のルールのもと、
誰でも・どこからでも・いくらでもダウンロードし楽しむことができるというものです。
また3つ目については、やはり公開する場がインターネット上ということから、
よりコンピューターと親和性のある電子音楽系の作品が多くみられます。
もちろん、なかにはアコースティックなアーティストや作品も見つかりますが、
比率としては少ない印象です。
せっかくですので、個人的におすすめしたいネットレーベルをご紹介して、
この記事のクロージングとさせていただきましょう。
※皆さまにとって聴きやすいよう、比較的ポップな選出をしております。
また結果的に日本のネットレーベルのみとなっております。
よりディープなレコメンドは、またの機会に。
おすすめネットレーベルその1
Maltine Records

おそらく日本においては最もメジャーに思われるネットレーベルです。
tofubeats、オノマトペ大臣、okadada、Avec Avec…などなど、錚々たる面々が
ここで作品を発表してきました。
2010年代の日本のネット音楽シーンは、彼らを中心にまわっていたと言っても過言ではありません。
そしてその勢いは、いよいよ目前の20年代もとどまることはないでしょう。
おすすめ作品:
AZUMA HITOMI – 無人島
おすすめネットレーベルその2
Bunkai-Kei records

Go-qualiaとYakoが主宰している分解系レコーズは、音楽にかぎらず、
あらゆるアート作品の発表プラットフォームを目指して2010年に発足しています。
まず目を引くのが、ビビッドかつソリッドで先鋭的なアートワークの数々ではないでしょうか。
もちろんコンテンツもかなりの切れ味をもっているが、決して難解ではなく、
メロディアスな音色が全体的に共通されており、
電子音楽ファンもポップ・ミュージック愛好家も唸らされることでしょう。
おすすめ作品:
sansuiP – 夏の終わり
おすすめネットレーベルその3
ALTEMA records

前述の2つのレーベルに比べると、より二次元文化との親和性が高い。
なによりも、下記リンクから4曲目を聴いていただきましょう。
“Style: Kirby”の表記に嘘偽りがないことをお分かりいただけると思います。
おすすめ作品:
fu_mou – Green Night Parade
以上、今回はポップでキャッチーなネットレーベルを3つチョイスさせていただきました。
ひとつでも、あなたのお耳に合う音楽との出会いがあれば、
マエストロとして最上の喜びでございます。
それでは皆さま、引き続きよいミュージックをお過ごしください。
お相手はわたくしJTでした。
See You Next Article, Bye Bye!