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スタンフォード監獄実験を題材にした映画es[エス]

MOVIE ADDICT

どうも、こんにちは!

ホームページ制作会社の株式会社エンジョイワークスです!

 

 

今回は2001年に公開された実話をもとにしたドイツの映画、エスをご紹介します!映画ファンからは高く評価されていますが、ちょっと精神的に追い詰められるような内容なので、そういうのが大丈夫な人、またはそういうのを楽しみたい人にはオススメできる作品です。私は高校生の頃に授業で見ました。

 

 

■ストーリー

この映画は1971年にアメリカのスタンフォード大学で実際に実施されたスタンフォード監獄実験を題材にしています。映画ではドイツの大学に置き換えられていますが、内容はほとんど同じです。

 

 

ある日、新聞にこのような広告が載せられていました。

 

 

被験者、求む。

 

・拘束時間:2週間

・報酬:4000マルク

・応募資格:不問 

・実施場所:模擬刑務所

 

 

この新聞広告によって24人の男性が集まりました。そして「看守役」と「囚人役」に別れて2週間過ごすという心理実験を行ないます。彼らはこれから2週間、模擬の刑務所の中で、寝て食べて寝てを繰り返すだけで日本円にして25万円を手にすることができます。

 

 

楽な実験に思えますし、実際に実験当初は看守役・囚人役の両サイドはふざけて楽しみながら自分の役割を演じていました。

 

看守「ほら、ちゃんと整列しろよ笑(人に命令するのは気が引けるな・・)」

囚人「ええー、嫌なんだけど?笑(言うこと聞かないキャラでいこう)」

 

こんな感じ。

 

 

ですが、少しずつ様子がおかしくなっていきます。些細ないざこざから看守側と囚人役が対立し始めるんです。看守はより本物の看守のように、そして囚人はより本物の囚人のように。被験者たちの「演じる」という感覚がなくなっていき、行動がエスカレートしていくんです。

 

 

この実験の目的はそこにありました。「人に特殊な肩書きや地位を与えると、人はその役割に合わせて行動する」という証明実験だったんです。実験を管理するモニターで監視している研究者たちも「もっとデータを集めたい」という気持ちから、そのエスカレートしていく行動を止めませんでした。そして行き着く先は・・・。

 

 

 

 

人は環境により誰でも悪魔になる

今ではこの映画のもとになった心理実験を行なうことは世界で禁止されています。それだけ危険な実験なのです。この実験で証明されたことは「人は環境により誰でも悪魔になる」ということです。

 

映画や実験だけでなく、現実世界でも同じようなケースはいたるところで発生しています。たとえば・・

 

■お客さまと店員さん

■先生と生徒

■兵士と捕虜

■医者と患者

 

程度の差は大きく違いますが、同じような心理的ベクトルが働いていると思います。それは人間だから起こりえることですし、別にそれが悪いことかっていうとそういう話ではないですが、この映画esは「人間にはそのような性質がある」ということを上手く表現しています。

 

 

スタンフォード監獄実験を題材にした映画やドラマは他にもいくつかあるので、2001年のesが古いと思うなら、2015年のプリズン・エクスペリメントをどうぞ!こちらはフィクションをいっさい織り交ぜていない完全ノン・フィクション作品です。ですが、そのぶん・・・。一応、2019年に日本でもスタンフォード監獄実験を題材にして作られたプリズン13という映画もあるのですが、ちょっと安っぽくて評価はあまり高くないです。

 

 

以上、万人受けする映画ではありませんが、実話ってところがまた面白いので、興味のある方はどうぞ!

 

 


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