こんにちは。エンジョイワークスです。
本日ご紹介する映画は、『さよなら渓谷』です。
監督は大森立嗣。
以前『セトウツミ』もご紹介させて頂きました。
私の中で、この監督の映画は間違いないです。
原作は吉田修一。
『パレード』『横道世之介』『悪人』等の作者です。
私の中で、この作家の本は間違いないです。
要するに、間違いない組み合わせなのです。テゴマスみたいなもんです。
観終わった時、「すごい!!なんだこれ!!」と思いました。
きっと原作もかなり面白いことでしょう。
映像だと視覚から入ってくる情報である程度予測できてしまうこともあるので
(それでも十分面白かったんですけどね)。
これから観るという方は、あんまりレビューを読まずにまず観てみることをお勧めします。
歪んでるけど、愛は愛。
羨ましくもありました。
夫婦役の二人(大西信満と真木よう子)がとてもお似合いでした。
監督の弟である大森南朋が記者役で出ています。
役作りでお腹がポッコリしていますが、それでも素敵でした
あらすじは若干ネタバレしてしまいますので、気にならない方だけどうぞご覧ください。
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尾崎俊介と妻のかなこは、緑豊かな渓谷で暮らしている。
そんな静かな町で起こった幼児殺害事件は、その実母が実行犯として逮捕されるというショッキングな結末で収束へ向かっていた。
しかし、事件は一つの通報により新たな展開を見せる。
実行犯である母親の共犯者として俊介に嫌疑がかけられたのだ。
そしてこの通報をしたのは、妻かなこであった。
なぜ、妻は夫に罪を着せたのか。
事件の取材を続けていた週刊誌記者の渡辺は、必要以上の生活品も持たず、まるで何かから
隠れるようなふたりの暮らしに疑問を抱く。
そして、衝撃の事実を知る。
15年前に起きた残酷な事件の加害者が俊介であり、かなこが被害者だったのだ。
果たしてこの関係は憎しみか、償いか、それとも愛なのか。