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amazon primeで観るフランス映画

MOVIE ADDICT

こんにちは!大阪市でWEB制作をしているエンジョイワークスです。

私は某サイトに映画レビューを3170件以上書いているのですが、

どうもフランス映画が苦手でして。なかなかお出かけできない今、

いい機会なのでフランス映画を克服しよう!ということでいろいろ

観ています。

 

時々出てくるフランスならではの無理問答なセリフにツッコミを入れつつ、

若い頃には気づかなかったことに気づいたり、人生について考えたりして

充実した時間を過ごしています。

 

本日はamazon primeでも観れるフランス映画をご紹介します。

 

 

月世界旅行

 

1902年に作られた史上初のSF映画。
14分と短いし、『ヒューゴの不思議な発明』にも
出てきたので観てみました。

宇宙服を着ないで月に降り立つところに時代を感じる
(当時は普通に呼吸できると考えられていたのです)。

なんかずっと男の人たちがわちゃわちゃしてる印象で
面白いとは思わなかったんですが、なんせ1902年の

映画なので歴史的価値がありますし、映画好きは観ておいても

いいかと。女の人がなぜかみんな同じ色のブルマみたいな衣装

を着ているのですが、あれはどういう職業なんだろう・・・。

画像はすべてamazonさんからお借りしました。

 

奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ

 

女性監督が丁寧に撮った底辺クラスの再生の話。
人種がこんなに多様(校長先生のセリフで29って
言ってたような・・・)だったらそりゃぶつかり合うよね・・・。
アウシュビッツについて発表するコンクールに参加することを
先生が勝手に決めて、最初は反発していた生徒たちが、生存者の話を
聞いたり自分で調べたりするうちに夢中になり、クラスが
まとまっていくという実話です。
ちょっとずつ演者の写真で埋め尽くされていくエンディングの
映像がオシャレ。

 

5時から7時までのクレオ

 

アニエス・ヴァルダ監督の処女作。
1960年代のパリの街並みがたくさん見られて、
まさにヌーヴェル・ヴァーグど真ん中の作品。

自分が癌じゃないかと診断結果を怯えながら待つ
女性シンガーが主人公なのですが、彼女の服装も
お部屋も超かわいいんです!お部屋には猫ちゃんが
いっぱい。なにそれビジュアル強すぎる・・・!

知らねえ男とあっという間に打ち解けるのが
いかにもフランスっぽいなと思いました。

声をかけられて、「黙ってなさいよ!」って言った
直後に重めな悩みを相談しているんですw

ミッドナイト・イン・パリ

 

これはアメリカの映画ですしセリフも英語なんですけど、

舞台がパリなのでフランス映画の仲間ということでご紹介します!

ウディ・アレンはクセが強くて苦手という方、コレは多分大丈夫です!

パリの街並みがたくさん見られて嬉しい。
ロダン美術館の庭園のあの特徴的な形の木、いいですよね。

フィッツジェラルドやヘミングウェイなど、時代を超えて

出会えたすんごい人たちに触発されて人生が変わっていく主人公。

一応タイムスリップものになるんでしょうけど、タイムスリップの法則は

曖昧です。が、そんなんどうでもいい!

タイムスリップがこの映画のメインテーマではないから。
大切なのは、どう生きるか。

 

92歳のパリジェンヌ

 

最近歳のせいか「どう生きるか」を描いた映画が
気になる。この映画もそう。

家族に囲まれて92歳の誕生日を迎えたおばあちゃん。

お祝いの席で、「わい、2か月後に自分で死ぬけん!」と

高らかに宣言したからさあ大変。

頑なに止めようとする息子、受け入れる娘。

それぞれに葛藤しながら、ついにその日がやって来る・・・。
かつて愛した人(旦那ではない)に永遠のお別れを言いに行く

シーンがあるんですが、去っていくおばあちゃんを見送る老紳士の

寂しそうな顔が遠ざかっていくのは胸が締め付けられました。

「落とさないでね」
かつて幼かった娘が母に抱えられて言ったセリフを、

今は年老いた母がおんぶをしてくれている娘に言う。
まるで母娘が逆転したかのような。

 

覚悟を決めた女は強い。

 

フレンチ・カンカン

 

1955年の映画です。

色・光・構図がどれも素晴らしくて、どこを
切り取ってもポストカードにできそう。

 

興行師ダングラール(普通にじじい)が若い才能を

見出してはトップスターにしていくんですけど、

ちゃっかり手を出しちゃうんですよ。

他のレビューを見ても見つからなかったので

ちょっと自信はないんですが、

あのじいさんが今恋をしている女性は、
濃いブルーの衣装を着てるんです。
女帝と呼ばれていた色気のある大御所も、
この映画の主役のニニも、
練習場所の向かいで歌っていて見いだされた新人も。
そして最後、「舞台に出ませんか?」って客席で
じいさんに声をかけられた観客の女性も、淡いブルーの
ドレスを着ていたんです。他と違って淡い色だったのは、

まだ気持ちがそこまで深まっていないからなんじゃないかな、

と思いました。

 

オルフェ

 

1950年の作品。
詩人ジャン・コクトーがギリシャ神話『オルフェウス』を
大胆な解釈でサンジェルマンデプレと融合。

オルフェウスって有名な神話なのでみなさんも一度は

聞いたことがあるのではないでしょうか。

死んだ嫁を黄泉の国まで迎えにいって、連れ戻すとき

「絶対振り返って見たらあかんで!」と言われていたのに、

興味が勝ってしまい振り返り、せっかく嫁が蘇れるはずだったのを

台無しにした男の話です(うろ覚え&ザックリでお届けしております)。

ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、なんとも
判断が難しい・・・。
嫁と死神、どっちの視点に重きを置くかによって
変わります。

詩人は死神に恋をする。コクトーらしいですね(知らんけど)。

女は女である

 

 

1961年の作品です。

私はゴダールの作品も気難しい本人の性格も苦手なんですが、

これは最後まで観れました。

 

ゴダールと公私を共にした、ヌーヴェル・ヴァーグのミューズ
アンナ・カリーナ。目頭が怖くて私の好きな顔ではないんですが、
膨張色である赤のソックスをあんなにスッキリと履きこなせるのは
お見事。

 

突然「赤子が欲しい!」と思い立ったキャバレーの踊り子アンジェラが、

彼氏に懇願するも乗り気でない反応をされて、

「せやったらもうお前には頼まん!」ということで

彼氏の友達と関係をもつ・・・という話です。

 

オープニングでアンジェラは「急いでるの」って言ったあと
カメラ目線でウインクをするんです。
でもそのあとも特に急いでる素振りがなかったんです。

そこに何か意図的なものを感じてずっと引っかかりながら

見続けました。

だからラストでもう一度見せるカメラ目線のウインクが気になって。
これも何かが嘘であるというサインなのでは?と思うのです。
つまり彼氏の友達と結ばれたというのは、
彼氏を嫉妬させて操るための嘘だったんじゃないかと思うんですが

いかがでしょうか。
女はかくも計算高きものよ!ってことが言いたかったんじゃないかなと。
正解なのか間違っているのかは分かりませんが、私はそう思いました。

 

 

美女と野獣

 

 

1946年の作品です。

オルフェも良かったし、ジャン・コクトーの映画好きです。

カーテンがそよぐシーンを見て、黒沢清はこの映画に
影響を受けたのかなと思ったんですけどどうなんでしょうね

(黒沢清の映画では、よくカーテンがそよそよしているのです)。

時代を感じるドレスのデザインも、ファッションの歴史的資料として

貴重ですね。

CGなんてない時代ですからね。壁からニョッキリ生えた

たくさんの腕がろうそくを持っているのがキモカワイイですw

 

 

以上、9本ご紹介しました。

本当はゴダールの『はなればなれに』のオマージュシーンがある

『ドリーマーズ』も入れて10本紹介する予定だったのですが、

あまりにもエロティックすぎたので自粛します。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 


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