こんにちは!
大阪市でWEB制作をしている株式会社エンジョイワークスです。
今回は映画『ジーサンズ はじめての強盗』をご紹介します。
上映時間96分の、サクッと見られるコメディー映画です。
邦題はあまりにも“あんまり”ですが(笑)、
モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという
錚々(そうそう)たる顔ぶれがメインを固めています。
あらすじ&概要
30年来の親友であるウィリー、ジョー、アルバートの3人は、
勤め先の買収による年金打ち切りを知らされ、窮地に陥る。
「30年も真面目に働いてきたのは無駄だったのか?」
喫茶店でパイを食べるための金にも困り、絶望する3人。
しかし、ジョーが銀行強盗に遭遇したことで妙案を思いつく。
「我々から金を巻き上げた銀行を襲い、年金を取り返そう」と・・・。
ものすごく乱暴な説明をするならば、
ジジイ3人組が銀行強盗をする話という一言で片付くこの映画。
フィクションだとしても無茶だと言わざるを得ません。
だからこそ、ピンチを切り抜けていく3人の姿が実に爽快です。
彼らがしていることは紛れもない犯罪ですが、
つい「うまくいきますように!」と願ってしまいました。
筆者のお気に入りは、3人が銀行強盗の指南役(!)から
手ほどきを受け、運命の日に向けて着々と準備をするシーン。
何せ3人は隠居目前の後期高齢者ですから、体力づくりも重要です。
まるで文化祭の準備のようで、見ていてワクワクしました。
正直者が微笑む世界であれ
「弱者が社会に逆襲する」というストーリーの裏には、
「家族や友人を愛することの大切さ」が
メッセージとして込められていると筆者は感じました。
“正直者が馬鹿を見る”、そんな世界なのかも知れませんが、
本当に大切なものは、正直者でないと見つけられない。
こんな時期だからこそ人と繋がり合うことの大切さを
教えてくれる映画でした。
余談ですが、映画の原題は『Going in style』。
「堂々と、カッコよく行こう!」という意味です。
金に困って盗みを働くような老人にはなりたくないですが、
何歳になっても自分の道を歩んでいたいものですね!