みなさんこんにちは。
大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。
(アーーッハッハッハッハーー‼‼)
ひとを狂わせる、晩夏の闇夜。
夏の終わりというのは、やはり、
人を狂気に近づけるような作用があるのでしょうか。
「ここんところ精神状態がおかしかったな・・・」と思い、振り返ってみると、
ホラー映画の古典『シャイニング』と凶悪事件のノンフィクション『消された一家』を
同時に消化する日々を過ごしていたことに気づき、「そりゃそうじゃ(笑)」と思った次第です。
(そういえば『ダークナイト』も観てた。笑っている場合ではない)
特に、後者はマジでお気をつけいただきたい。
「園子温監督が、実際に起こったある事件を題材に作品を発表する」との一報を受け、
興味が出た(きっと夏が悪いのです)ためKindleでポチってみたのですが、
読んでしまってよかったのかどうか、未だに判断がむずかしいです。
迷われた方は、先に該当する事件のウィキペディア※を読んでみてください。
※ウィキ単独でR-18Gに相当するためリンクは貼りません
そこに書かれている事件の流れをより克明に、濃密に記されたのがこの本です。
何かしらの精神的影響が発生しても筆者は責任を負いかねます。
ところで『シャイニング』の話をしよう。
こちらは比較的明るい気持ち(?)で鑑賞できるエンタメ映画でした。
監督は『2001年宇宙の旅』のスタンリー・キューブリックです。
『2001年~』から同監督を知った場合は、テーマのギャップに驚くかもしれません。
しかし、『時計じかけのオレンジ』を観たあとなら妙に納得感があります。
雪深い山奥のホテルで、冬のあいだ管理人を任される作家のお父さんと、その妻・息子。
広大な密室空間で過ごす彼らは、ホテルに隠された恐ろしい魔力に引きずり込まれていきます。
公開は1980年。来年でちょうど40周年ですね!何かしら記念イベントとかあるのかしら。
“キューブリック作品”の面目躍如。ひと目で記憶に残るビジュアル
なんといっても超・有名なのが、こちらのサムネ。
ごめんキューブリック、「お客様だよ!」ってセリフが笑いを狙ってるとしか思えない
「この笑顔だけは知っている」という方も
少なくないことでしょう(かくいう自分もそうだった)。
作中、ジャック・ニコルソンによる怪演は見事のひと言です。
しかし、本作の強烈さはここだけじゃありません。
“一度観たら忘れられない光景”が節々に用意されています。
安心して楽しめるホラー映画の古典
本編の構成自体は「とてもシンプルな娯楽映画」という印象を受けました。
映像と音声による恐怖の演出が非常にキャッチーで、
「ホラー映画なのに安心感がある」といいますか。
残虐な表現も比較的サラッとしているので、コワイもの嫌いの方でも大丈夫かもしれません。
むしろ、友人知人や恋人と一緒に気楽な感じでワイワイ観たくなります。
笑おうと思えば笑えるシーンもたくさんあります。
未見の方はぜひ一度挑戦してみてください!
おまけ:シンガポールのIKEAによるシャイニングのパロディCM