こんにちは!
大阪市でWEB制作をしているエンジョイワークスのライターV3です!
今、何かと話題のハロウィン文化。
元は古代ケルトのお祭りで、先祖の霊が帰ってくる日だといわれています。
日本でいう「お盆」のようなものですが、メキシコでは「死者の日」と呼ばれ、
ハロウィンとはまた違った華やかさをもつお祭りとして知られています。
今回は、そんな「死者の日」をモチーフとした映画をご紹介します。
2018年公開、ピクサーの『リメンバー・ミー』です。
あらすじ
舞台はメキシコ。靴職人の跡継ぎとして生まれた少年・ミゲルは、
伝説的ミュージシャン・デラクルス(故人)に憧れていました。
ミゲルのひいひいおじいちゃんもミュージシャンだったのですが、
仕事のために家族を捨てたことが原因で、彼の家ではすべての音楽が禁止!
あるきっかけで、そのひいひいおじいちゃんがデラクルスであると確信したミゲルは、
ミュージシャンになる夢を叶えようと「死者の日」に家を抜け出し、
墓地にあったデラクルスのギターを盗んでしまいます。
“「死者の日」に死者の持ち物を盗んだ生者は、死者の国に行かされる”
“日の出までに生者の国に戻らないと、死者になってしまう”
そんな掟を聞かされ、ミゲルは先祖の霊に助けを求めますが……。
ピクサー映画の脚本は、「三幕構成」を徹底していることで知られています。
- 主人公が、目的を達成するために行動を始める。
- 目的達成を妨げるアクシデントが発生する。
- アクシデントを乗り越える。または挫折する。
(詳しく知りたい人は『シド・フィールドの脚本術』を読んでください)
こうしたルールに従い、ストーリーの流れを磨き上げていくことで、
最も重要なシーンが自然と強く印象に残る、素晴らしい脚本になるのです。
『トイ・ストーリー』なら、バズの名台詞「(ネタバレ回避のため省略)」!
『カールじいさんの空飛ぶ家』なら、家が(ネタバレ回避のため省略)のシーン!
『リメンバー・ミー』なら(省略)と(省略)が(省略)!!
「映像の美しさ」や「ストーリーの面白さ」だけでなく、
「脚本のバランス」という観点から映画を見るのも楽しいですよ!