こんにちは!エンジョイワークスです。
本日ご紹介する映画は、エルンスト・ルビッチ監督の『街角 桃色の店』です。
ちなみに、小津安二郎もルビッチが好きだったそうです。
ストーリーはこんな感じで始まります↓
小売業を営むマトチェックは35年間この商売をして、かなりの財産を蓄えたが子供はなく、家庭はさびしかった。
それだけに商売は熱心で、店員も六人いる。
若いクラリックは9年前に丁稚にきて今は一番の古顔で販売主任格であった。
ヴアダス、ビロヴッチ、フロラ、イローナ、丁稚のペピの五人がクラリックの下で働いている。
クラリックに対する主人の信用は対したもので、晩食によばれるのも店員では彼一人である。
店は夏の買い出しで忙しかった。
そこへクララという女が販売係りに雇って貰いたいといってきたが、六人でも多すぎるくらいなので、クラリックは独断で断った。
そこへ主人が顔を出したので、彼女は今度はマトチェックに申し込む。
折しも一人の女客が来たのを捕らえ、クララはクラリックが売り物にならぬと言って仕入れを断るはずになっていた煙草入れを巧みに売り付けた。
クララが店員となりクラリックの胸は穏やかではなかった…。
メグ・ライアンの『ユー・ガット・メール』も面白いけど、元ネタである
こっちの方が断然好きです。
小間使いのペピがいいキャラなんです。
メイン二人の台詞もユーモアがあってオシャレ。
ハッピーな気持ちになれるかわいい映画です。
クラリック役のジェームズ・ステュアートが、他の俳優と比べてやたらデカくて、気になったので
調べてみました。身長191cmだったそうです。
Wikipediaの情報によると 、
「平均的な中流階級のアメリカ人」の役を多く演じたことによる
役柄の印象から、「アメリカの良心」と呼ばれていたそうです。
どっかで観たことあると思ったら、アルフレッド・ヒッチコックの『裏窓』にも
出演してました。
ゴールデンウィークですね。皆様お怪我のないように、楽しんでくださいね。