こんにちは!
大阪市でWEB制作をしている株式会社エンジョイワークスです。
来年1月28日、ゲーム『ポケットモンスター』シリーズ最新作
『Pokémon LEGENDS アルセウス』が販売されます。
https://www.pokemon.co.jp/ex/legends_arceus/ja/
従来の「RPGとしてのポケモン」にアクション要素が加わり、
まったく異なるゲーム性が楽しめることを売りにしているようです。
初めてプレイしたゲームがポケモン青である筆者としては、
世界観においてもかなり注目しているタイトルです。
『ポケモン』と切り離せない“科学”を、あえて切り離した
『LEGENDS アルセウス』の舞台はヒスイ地方。
先日リメイク版が発売された
『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』の舞台、
シンオウ地方のはるか昔の姿です。
人間とポケモンがまだ共存していなかったこの時代に、
主人公はヒスイ地方初のポケモン図鑑を完成させる冒険に出ます。
『ポケモン』の世界は現実よりも科学の力が発達しており、
ポケモンを一度捕獲するだけで大きさや特徴など
すべてのデータを図鑑に自動で記録することができます。
一方、『LEGENDS アルセウス』は現実でいえば明治時代あたり。
ポケモン図鑑も普通のノートのようで、ポケモンを何度も捕まえたり
技を見たりした回数で情報が更新されていくシステムになっています。
これまで自動だったものが手動になり、時間も手間もかかる。
こうした変化が現実で起きると、普通は不便に感じることでしょう。
しかし、『LEGENDS アルセウス』においてはこの不便さが
ポケモンというキャラクターの魅力を掘り下げるための
良いファクターになっているのではないかと私は考えています。
ポケモンと私たちを隔てていた“科学”の存在
現実に生きる私たちにとって、ポケモンは非現実の存在です。
いくら作中で「ポケモンは生きている」と説いたところで、
所詮ゲームのプレイヤーでしかない私たちにはピンときません。
そこで、あえて科学が未発達である時代までさかのぼり、
「人間とポケモンは身近な関係ではない」という状態を
プレイヤーに印象づけたうえで、ポケモンをじっくりと観察させる。
そうすることでポケモンが本当に生きているかのように感じさせ、
魅力を再発見してもらう狙いがあるのではないかと思いました。
ところで、『LEGENDS アルセウス』の主人公は
「ギンガ団」という組織に所属しています。
ギンガ団は『ダイヤモンド&パール』に登場する悪の組織で、
伝説のポケモンを利用して新しい世界を作ろうとしていました。
『LEGENDS アルセウス』のギンガ団はヒスイ地方の調査を
目的としており、不穏な様子は(今のところ)見られていません。
こうした過去作とのつながりの謎が明かされるのかどうかも
今から楽しみにしています!