みなさんこんにちは!
大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。
いやー藤井七段の快進撃、まだまだとどまるところを知りませんね!
今や棋士レーティング(非公式)では羽生善治竜王を差し置いて5位に位置し、
名実ともに紛うことなく強豪棋士の仲間入りを果たしています。
とはいえ、“藤井時代”の到来にはまだ時間がかかるのではないかな、というのがライター2号の見立てです。
相変わらず負けることのほうがめずらしいレベルで勝ち星を積み重ねていますが、
各タイトル戦での等級はまだ低いためにトップ棋士との対戦が限られているのです。
それに、ほかにも若くて生きのよいトップ棋士はたくさんいらっしゃいます。
そこで今回は、ライター2号が最近特に熱い注目を寄せている『豊島将之二冠』にスポットを当て、
先生がもつ唯一無二の魅力をご紹介してまいりましょう!!
史上初の“小学生プロ棋士”をも期待された逸材
豊島二冠(現在)の御姿。どことなくN主任に似ていらっしゃるとライター二号のなかで話題に
豊島将之二冠は、1990年生まれの28歳。
世代が近く、尼崎市にお住まいとのことで、さっそく親近感ポイントでございます。
歴代の棋界における覇者たちと同様、豊島二冠も早くからその才能を知らしめ、
かつては「史上初の小学生プロ棋士」も期待されたほどの逸材でした。
結局プロ公式戦デビューは14歳6か月に落ち着きましたが、
いや落ち着いたっていうか藤井七段より2か月遅いだけですからね。
プロ入りには「三段リーグ」という過酷なリーグ戦を勝ち抜かなければならず、
その年ごとの対戦メンバーにも左右されるでしょうから、
もはや何ら遜色のない快挙だと考えていただいて間違いございません。
鳴り物でのプロ入り後も、前評判に違わぬ安定した成績をのこし続け、
4年目の2010年度に七大タイトル(当時。現在は八つに増加)戦に初登場します。
しかし、そこから長い“無冠の帝王”期へ。
あっという間に勢力図を塗り替えるかと思われていたのですが、
のべ3回タイトルに挑戦します(それだけでもすごいこと)が、いずれも奪取ならず。
普段の公式戦では相変わらず無類の強さを誇っていたことから、
“無冠の帝王”との呼び声が高まっていきます。
特に印象深いのが、昨年度の名人戦への挑戦者決定リーグ(A級順位戦)。
中盤まで豊島さんが独走体勢だったはずなのに、徐々に差が詰められていき、
最終日に負けたことで史上初の6人プレーオフに持ち込まれてしまい、
当時神がかり的な強さを見せていた羽生さんに斬り伏せられてしまったのです。
もはや「将棋の神様に愛されすぎ(悪い意味で)」「最後で届かない、それが豊島」
という将棋ファンの声も、すっかりテンプレとなっていました。。。
しかしこの2018年、とうとう豊島さんが花開く瞬間がやってきたのです。
続きは次回、乞うご期待ッッ!!!