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【将棋】ライター2号と4号でガチ対局やってみた。

エンジョイ将棋道場

みなさんこんにちは!

大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。

 

 

さてですね、先日ライターチームにも新しい仲間が加わったのですが、

彼はもともと私の将棋仲間でありまして、

エンジョイ将棋道場の熱が俄然高まってまいりました!!

 

 

とはいえ彼とはここ2年くらい対局から遠ざかっており、

まずはお互いの現在地を把握するためにガチで対局してみましたので、

今回はその模様をお伝えします。※対局は休日の土曜日に実施

 

 

 

ルールは時間無制限待ったなし!

会場はタブレット上の「ぴよ将棋」です。

 

 

ぴよ将棋

ぴよ将棋
開発元:STUDIO-K Inc.
無料
posted withアプリーチ

 

振り駒(という名のコイントス)の結果、先手はライター4号・・・

もといライターマン、後手がライター2号(私)に決まりました。

 

 

説明しよう!仮面ライダー4号は「ライダーマン」の異名をもつのである。

 

 

 

それでは対局お願いいたします!!!!

 

 

 

 

 

 

 

いきなりライターマンの個性が発揮された序盤。

 

将棋というのは一般的に先手が若干有利とされています。

自分の理想的な展開に誘導しやすいからです。

対する後手は、先手の構想を受け止めいかに反撃できるかが肝心です。

 

 

というわけで開始早々、ライターマン(向かって下側)の意欲的な指し回しが炸裂します。

棒銀かと思わせておいて、後手が開いた角筋上の歩を狙いに銀が進出!

私が普段ネット将棋をやっている範疇ではまず見ない戦法です。

 

私(向かって上側)はいったん飛車を浮かせて歩にヒモをつけつつ

陣形を整えていく方針をとりました。

浮いた飛車が狙われやすい不安はありますが、

先手にもすぐ攻めがあるようには見えなかったのでヨシと判断しました。

 

ライターマンの意欲的な指し回しに対し、飛車を浮かせる選択をしたライター2号の図。

「一歩千金」という格言どおり、たとえ歩兵1枚でも序盤での駒損は防ぎたい。

 

 

 

しかし振り回されているだけの私でもありません。

序盤の駒組みが進んでいき、

相手の角筋が開いたところですかさず角交換!!

最近の得意戦法である「角換わり」調の進行へと引きずり込みます。

 

とはいえ、角交換されたあとのライターマンの手付きも慣れたもの

これはおそらく想定内ということでしょう。

結果的に先手による急戦は成立せず、じっくりとした進行で序盤は進みました。

第一ラウンドは互角、といったところでしょうか。

 

 

角交換の成立後、後手は角の打ち込みによって飛車が狙われる前に所定位置へ戻した図。

先手の銀が4五に孤立していること以外は、角換わりのよくある形に落ち着いた。

 

 

序盤の終了図。先手は銀が3七の地点にいては2筋を攻めにくかったか、機転をきかせて飛車を5筋に移動。

しかし、一般的に「玉と飛車は近づけるべきではない」というのがセオリーではある・・・。

 

 

 

 

徐々に主導権がライター2号へ渡りはじめた中盤。

 

序盤、ライターマンの指し回しは確かに独創的で意欲的でした。

しかし、ライター2号が角換わりへ引き込んだことにより、

チャレンジングな試みは手損(指し手が意味をなさず損をすること)

として少しずつのしかかっていきます。

 

先手が飛車を中央に回すまでのあいだに攻撃の体勢を整えた後手が、

オーソドックスながら強力な棒銀戦法で8筋へ侵攻する動きを見せます。

受けに回った先手は角を打ち込むなど果敢な対応をはかりますが、

私はもちろんそれも見越して仕掛けているわけですので、

難なく対処しながら着実に攻撃を進めていきました。

 

 

銀の侵攻を防ごうとするが、後手の手筋により逆に銀を後退させざるを得ない先手の図。

 

すかさず角交換で手持ちにした角を打ち込むが・・・・・・。

 

角交換(2度目)と銀交換の末、順調に飛車を展開できた後手。

先手に手持ちの銀を使わせることにも成功し1歩駒得、形勢・戦力ともにリードを奪った。

 

上図の銀打ちは、やはりもったいなかったといえるでしょう。

手駒は攻めのときに大切な資源であるだけでなく、飛車の横利きが外れてしまうと取られて

竜王をつくられてしまいます。解析の結果でも

「金をズラして桂馬を守るべし(飛車成りはあきらめよ)」

と結論づけられていました。

 

 

駒を交換し合って攻めの足がかりをつくるための

中盤=第2ラウンドは後手がリードして終了しました。

そして、いよいよ、詰むか詰ますかの終盤戦に突入します・・・!!

 

 

 

 

 

ライターマンの諦めない姿勢を丸呑みにした容赦なき終盤戦。

 

 

終盤の訪れは突然に。

 

 

たとえ先手に歩1枚あったとしても、5筋の歩が浮き上がっているので合駒できない。

 

惜しみなく先手が角を打った応手として、飛車の斜め後ろから角打ち王手!!

ここにきて先手は玉型の危うさがたたりました。持ち駒を放出してしまっているため、

合駒するわけにいきません。(相手の戦力を削ぎ落としておくことも重要な戦略です)

 

仕方なく玉を下げた先手ですが、なおも後手のいやらしい咎め

(相手の脆弱性を突くこと)は続きます。

そして67手目、ライターマンの集中力が切れてしまったか、、、

とうとうポカをやらかしてしまいました。

 

 

 

王手をされたあとの玉の逃げ場所がまずく、4七角打ちの筋が生じていたことも影響しただろう。

やはり、玉と飛車は離すべし。

 

この瞬間、自陣に置いていた銀へのヒモが遮断され、

後手の飛車成り&銀のタダ取りが確定。

率直に申し上げまして、大悪手です。

 

おそらく飛車のコビン(斜め上のマスで飛車や玉の急所)が

開くことを嫌ったのでしょうが、まだ耐えられる応手はあったはずです。

また、序盤の最後に指摘した「飛車と玉が近いこと」も影響したと思います。

 

ここまで情勢が後手に傾きつつ踏ん張っていた先手でしたが、

とうとう「敗勢」といってもよいレベルまで評価値を落としてしまいました。

2筋の攻めから5筋に飛車を展開した功罪ともいえるかもしれません。

 

 

それでもなんとか最後まで望みをつなごうとするライターマン!

75手目にはトッププロがタイトル戦でも使う手法「手裏剣」が飛び出しました。

 

 

相手の陣地内に歩を打ち込み、相手玉の逃げ道を塞ぐ手筋「手裏剣」。

 

 

・・・しかし、これほど差がついてしまうと手駒もない状況では

なかなか突破口を見いだせません。

 

 

そして、後手による連続王手地獄が幕を開けてしまいます

23手詰(=12回連続王手)の末、106手までで

後手の勝ちという結果になりました。

 

 

手持ちのAIで「好手」および「-29989(=勝ち確)」と判定された△7八竜。

怒涛の23手詰めの火蓋が切って落とされた瞬間である。

 

 

投了図(というか詰み図)。

なにがどうなりこうなったか気になる方は下部の棋譜窓を再生してみてください。

 

AIによる解析結果はご覧のとおり。

やはり先手が金を上げて銀を取られて竜もつくられたところが敗着に。

 

 

 

以上、消費時間は先手が29:31、後手も24:40の熱戦でした。

 

 

当道場の席主として所感を申し上げますと・・・・・・

ライターマンの奇襲戦法はたしかに面白い指し回しでしたが、

じっくり考えられる状況で正しく対処されると、

単なる手損かつ形の乱れで終わってしまいます。

慣れない陣形になると今回のような見落としも起こりやすくなるので、

より定跡に近い戦い方を修得してみるとよいかもしれません。

 

とはいえ、60手台後半までは大きな差がない緊迫した流れでしたので、

私も非常に楽しめた一局でした。対局ありがとうございました!

 

 

 

次回はぜひ、

私にも王手をかけてくださいね!!

(余裕の笑み)

 

 

 

 

 

※ちなみに本譜では私も1回ポカを冒しています。

(致命的ではないがもったいなかったという意味での悪手)

それがいったいどの局面だったか、下記の棋譜から探してみてください。

 

 

 

↓こちらが本局の棋譜です。

(環境によっては再生できない場合があります)

▲ライターマン vs. ▽ライター2号

 


(棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成された

アニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)