みなさんこんにちは!
大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。
半沢さんの後ろ姿が藤井二冠に見えなくもない
最近やってる「半沢直樹」の続編を私も見ているんですが、
面白いです。
面白いんですけど、
社内に敵いすぎじゃね??
え、銀行ってそんなに地獄みたいなところなん?
(いつか元バンカーの父に感想を訊いてみようと思ってます)
ということで裏切り・横流し・悪だくみのフルコースに毎週お腹いっぱいのライター2号。
思わず黒崎検査官の口調がうつってしまいましたが、そういうことです。
いよいよ「藤井くん」って呼ぶのが恐れ多い状況になってまいりました。
木村九段から王位のタイトルをストレートで奪取し、
羽生九段がもっていた最年少二冠記録を大幅に更新しました。
(加えて、ひふみんの最年少八段記録も六十ウン年ぶりに更新)
中学生でプロになった当時、藤井さんの将棋には穴があるといわれていました。
詰将棋を極めて培った終盤力には他の追随を許さない(それだけでも十分恐ろしい)
ものの、そこに至るまでの序盤~中盤でミスが生じやすかったわけです。
それが今や、
ええと、どこに針通したらええんやコレ?
ってくらい成長しちゃいました。
先日、渡辺さんが念願の名人を獲得して三冠に返り咲きましたが、
その渡辺三冠ですら、棋聖戦五番勝負で1勝しか返せなかったわけです。
もはや藤井二冠の独走は止まらず、このまま一時代を築いてしまうのだろうか…
(すでに築いているといっても過言ではないけれど)
ところがどっこい!!!
当然のことながら、プロ将棋界には錚々たる曲者や勝負巧者がまだまだいらっしゃいます。
今現在で藤井二冠に勝ち星を多く挙げている“天敵”の棋士をご紹介いたしましょう。
天敵その① 豊島竜王
豊島竜王は、以前にもこちらのブログで特集した棋士です。
早くから頭角を表し、タイトル戦線に食い込み続けている実力はさることながら、
対局中に飲み物をこぼされたり対局相手の遅刻を1時間待ち続けたりする
かわいそかわいいエピソードが、ポーカーフェイスのギャップと相まって
ひそかに人気を高めている点も注目です(?)。
渡辺さんに名人を奪われてしまいましたが、もう一つの2大タイトルである
竜王をまだ保持しており、現在全棋士中の序列はナンバー2にあります。
豊島竜王は藤井二冠とこれまで3回対局し、すべて勝利をおさめています。
早くからPCによる研究を導入し、棋力を磨き続けてきた竜王に
一日の長があるのかもしれません。
今はまだ対局の機会が少ないですが、藤井二冠がこのまま成長曲線をたどり
豊島竜王がポジションを維持していれば、自ずと闘いまくる日々が待ち受けています。
余談:先日話題になっていたお父様のツイートがこちら↓
今日のお昼は私の当番だったのに
何故だか竜王が作ることに親子丼
先々週の土曜に私もつくった
いつものようにクソまずかった
竜王は対局で食べてないけどな竜王の親子丼
私のより不味かった
焦げてたんだよ
親子丼焦がすか竜王いわく
焦げてないところは美味かっただろうってめげないやつだ
— 弁護士 豊島茂長 (@toyoshima_law) August 22, 2020
天敵その② 丸山九段
ベテランの存在も、忘れてもらっては困ります!!
丸山九段はいわゆる“羽生世代”(野球の“松坂世代”級に一流棋士がそろっている)の49歳。
過去には名人の奪取および防衛経験もあるトップ棋士です。
先日の竜王戦では藤井棋聖(当時)を先日手(引き分けに持ち込むこと)の末に下し、
ご自身は挑戦者決定戦へと進みました。
丸山九段の代名詞は「激辛流」です。勝負めしに必ず激辛カレーを頼むこと…ではありません。
将棋の指し手がとにかく辛い、つまり手堅いという意味で、「友達なくす流」と揶揄されるほど。
藤井二冠は相手がミスとは思っていないわずかな綻びを発見し攻め入ることが得意ですが、
(それってつまりとんでもないことです)
その点丸山九段の激辛流が一つの対処法として有効なのかもしれません。
なおなぜ動画ではないのかと申しますと、丸山九段は極端にメディア露出が少ないためです。
(解説に登場するだけでファンが色めき立つレベル)
まだ18歳の藤井二冠。
彼の将棋人生は始まったばかりです。
これからどんな将棋…いや、将棋界を見せてくれるのか、
ドキのムネムネが止まりませんッッッ!!!