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煌めく羽生九段の妙手!第33期竜王戦・第二局

エンジョイ将棋道場

みなさんこんにちは!

大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。

 

 

 

 

 

プロ将棋界の7大タイトルのうち、

名人とともにもっとも権威のある竜王戦が始まっています。

 

自身にとってタイトル初防衛を目指す豊島将之竜王に挑むのは、

すでに永世竜王を手にし通算100期目に王手をかける羽生善治九段。

第一局は、竜王戦史上最短となる短期決戦の末、豊島竜王が初戦を制しました。

 

連勝となると幸先がグッと明るくなりますが、

果たして“あの”羽生さんがそれを許してくれるでしょうか。

 

 

今回は先手番が豊島竜王、後手番が羽生九段となりました。

それでは対局よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

一日目。第一局と打って変わりじっくりとした出だしに。

 

戦型は「角換わり」で始まりました。

直近では以前のほどの頻度はなくなりましたが、

ここ最近で大きく注目された形です。

 

序盤早々にお互いが角を交換し、どこに打ち込むや・打ち込まれるやという

繊細な駆け引きが要求されます。

個人的には盤面が美しいので好きなのですが、実際指しこなすのは大変です。

(特に攻めの組み立て方がまったくわからん)

 

 

 

どよめきを起こしたのは、やはり羽生九段でした。

1時間ちょっとが経過した44手目(第一局の真逆をいくスピード感)、

銀交換で手持ちにした銀将を、すかさず自陣に打ち直したのです。

攻撃に使える銀を守りに消費してしまうわけですので自信がなさそうにも映りますが、

長考せずに放ったその姿は確信に満ちていました。

 

 

 

一方の豊島竜王は、銀を割り打ち

(2つの駒の斜め後ろに打ってどちらかを必ず取る手筋)に使用。

守りの要である金将と交換をさせます。

この時点で52手に到達。いかに前局が前代未聞のスピード勝負であったかがわかります。

 

 

 

 

 

二日目。羽生九段の妙手が炸裂!!!

 

その後は軽快に攻めを走らせる羽生九段に対して、

豊島竜王が丁寧に対応する流れで推移し一日目が終了。

しかし、二日目はいきなり豊島竜王の猛攻で始まりました。

このまま守り続けては耐えられないとみての反撃でしょうか。

 

ですがそこは羽生九段。

省エネをはかって守りながらりながら狙っていた一手がありました。

豊島竜王の攻めがいったん落ち着いたところで、8九銀!!

(しかもノータイム!)

「玉は下段に落とせ」とはよくいったものですが、

それでもプロでさえなかなか見つけられない妙手です。

 

 

玉自身で受ける「顔面受け」を敢行するなど粘りを見せた豊島竜王でしたが、

羽生九段がひたりひたりと勝利に近づいていきます。

最後には指の震わせも見せ(羽生九段は勝利を確信すると指が震える)、

96手目をみて豊島竜王が投了。

名古屋の万松寺で行なわれた第二局は羽生九段が勝利し、

これでお互い1勝1敗のタイとなりました。

 

 

 

 

 

 

勝負の行方を左右する11月の3連戦。

 

なんだかんだで、羽生九段が勝つとやっぱり嬉しいものですね。。。

50歳を迎えてなお、棋界最強の一人と堂々タイトルを争えるのはすごいことです。

もちろん豊島竜王を応援したい気持ちもありますが、

やはり通算100期を見たい気持ちのほうが強いことは否めません。

 

 

11月は3回の竜王戦が予定されています。

どちらかがすべてに勝利すればタイトルが決まりますが、

そう簡単にはいかないでしょう。

将棋ファンの熱い冬は、まだ始まったばかりです!!!