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親の目線から見た“異世界転生”『私の息子が異世界転生したっぽい』

EWマンガ朝話

こんにちは!

大阪市でWEB制作をしている株式会社エンジョイワークスです。

 

 

 

先日、52歳のおじさんが悪役令嬢に転生する漫画をご紹介しました。

52歳のおじさんが乙女ゲームの世界に転生!『悪役令嬢転生おじさん』

 

いわゆる異世界転生ものの作品は、当然といえば当然ですが

異世界に転生した主人公の目線から語られます。

ですが、現実世界に残された人たちはどうなっているのでしょう?

 

今回は「異世界に転生した主人公の親」の目線にフォーカスした漫画

私の息子が異世界したっぽい』をご紹介します。

 

 

この軽いノリのタイトルからは想像もできないほど、

愛と哀しみにあふれた作品です。

 

 

あらすじ

 

冴えないサラリーマンの堂原智太(35歳)は、

17年ぶりに会った元同級生の葉山美央から

「私の息子が異世界転生したっぽい」という相談を受けます。

 

美央の息子は3ヶ月前に交通事故で亡くなっていました。

息子の死後、遺品を整理していた美央は彼の本棚を見て

異世界転生もののライトノベルを大量に発見。

それを片っ端から読んだ美央は、

ほとんどの主人公が物語の冒頭で死んでいることに気づきます。

 

「それでわかったんだ 息子は異世界転生したんだって」

 

そんな結論にたどり着いた美央は、

息子を異世界から呼び戻すために

学生時代からオタクだった堂原の存在を思い出し、

ろくに話したこともないのに連絡を取ってきたというのです。

 

堂原は「異世界転生なんてあるわけない」と思いつつも、

異世界の手がかりを探す美央に付き合うことに・・・。

 

 

「異世界」は救いになるのか

 

 

異世界転生ものはファンタジーのカテゴリに入るのですが、

この『私の息子が異世界転生したっぽい』には

剣と魔法のような要素はいっさい出てきません。

あくまで現実世界のみで展開する物語です。

 

堂原は最初、異世界転生について真剣に話す美央を見て

息子を失った悲しみで現実と虚構の区別がつかなくなった

と思っていました。

美央本人は「自分は正気だ」と訴えていましたが、

途中の描写や終盤の展開を見るにとてもそうは思えません。

 

美央は息子の死を受け入れられず、現実から目を背けたかった。

そして何より息子を追いかける(=自ら命を絶つ)ための理由を

異世界の存在に見出そうとしていたのではないかと思いました。

 

 

ただの「異世界転生もの」とは片づけられない、

“愛する人の死”にじっくりと向き合っていく作品です。

ぜひ読んでみてください。

 

 

 

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