こんにちは!
大阪市でWEB制作をしている株式会社エンジョイワークスです。
「スポーツの秋」「読書の秋」「芸術の秋」など、
何かにつけて「○○の秋」と言われがちなこの季節。
すごしやすい気候であることが大きな理由だそうですが、
筆者としては、以前どこかで聞いた
「夏が終わったさみしさを癒そうとしている説」が
たいへんノスタルジックに感じられるので気に入っています。
さて、スポーツ全般がてんでダメな筆者にとっては
もっぱら「読書の秋」「芸術の秋」になるわけですが、
最近その両方を満たしてくれる漫画作品に出会いました。
今回ご紹介するのは、LINEマンガで連載中の『ほしとんで』。
アニメ化もされた『ガイコツ書店員 本田さん』の作者による、
青春《俳句》グラフィティー漫画です。
あらすじおよび主な内容
【あらすじ】
主人公の尾崎流星(18)が入学した八島大学芸術学部は、
「有名人およびちょい変人」を輩出し続けている迷学部。
趣味で創作をやっていた流星は小説ゼミを希望していましたが、
彼が専攻している文芸学は大学側がゼミを決めるシステムのため、
まったく専門外の《俳句ゼミ》に入れられてしまいます。
覇気がなく、淡々とした性格(でもちょい変人)の流星は、
個性豊かなゼミ生とともに、俳句の世界へと飛び込んでいきます。
ゼミ生は全員が俳句初心者なので、
「季語とは?」「切れ字とは?」から丁寧に解説されています。
また、1巻の舞台は大学内ですが、2巻は吟行(※)がメイン。
俳句ゼミの先輩も登場して、“俳句の世界”が一気に広がります。
「ほしとんで」②巻のみどころ
●ついにイケメン俳優航太郎と春信くんが出会う!! ふたりの会話はどうなる!?
●ゼミ試験を兼ねた鎌倉吟行がはじまる!俳句用語の「吟行」の意味ご存知でしたか? pic.twitter.com/pfM2YIuBQD— 「ほしとんで」②巻10/15発売「ガイコツ書店員 本田さん」公式 (@gai_honda) 2019年10月4日
(※吟行・・・和歌や俳句の題材を求め、名所や旧跡に出かけること)
魅力的なキャラクター(と、独特な台詞回し)
気さくでコミュ強な漫画オタクの「春信くん」や、
顔は怖いけど実はとってもお茶目な「坂本先生」など、
個性豊かなキャラクターも『ほしとんで』の魅力です。
筆者的には2巻で沼に落ちた「隼先輩」を推したい。
LINEマンガ好評連載中、本田さん「ほしとんで」更新!俳句ゼミ初句会、緊張感が伝わってきます!隼はいい先輩に違いないという予感が確信に変わってきました。みんなの性格が文字に表れていて可愛い!坂本先生は誰の句を特選に選ぶのか!?俳句監修は堀本裕樹。 #ほしとんで https://t.co/87COQEmpeg pic.twitter.com/EWei2rpWzF
— 渡部充紀 (@dobato_tebasaki) 2019年7月19日
言動は乱暴だけど、俳句に対しては真摯なギャップ萌えの人。
俳句に興味がある人も、そうでもない人も楽しめる漫画です。
筆者はまんまと吟行に出かけたくなってしまいました・・・!
俳句関連書籍とか買っちゃったりなんかしちゃったりして。