こんにちは!
大阪市でWEB制作をしている株式会社エンジョイワークスです。
今回は、筆者がハマっている漫画
『果ての星(しょう)通信』をご紹介します。
『#果ての星通信』第3巻
ゆるSF×異文化交流×星作り漫画。
本日発売です!
描き下ろしもたっぷりなので、おうち時間のお供に是非是非何卒よろしくお願い致します!
カバー裏は本編後にお楽しみください!通販や電子もあります。
Amazon→https://t.co/tsOJ8yiTZZ pic.twitter.com/TJ9AMGSll8— メノタ「果ての星通信」③巻発売中 (@kurota01251) April 24, 2020
あらすじ
主人公はロシア・サンクトペテルブルクに住む青年、マルコ。
マルコは12歳のとき、雷に打たれて気絶しているあいだに
宇宙人に「10年後に迎えに来る」と言われる夢を見ます。
──そして10年後。
大学を卒業したマルコは、恋人にプロポーズしようとした矢先、
突然体がバラバラになって消えていく感覚に襲われます。
ロシアより極寒の、見知らぬ土地で目を覚ましたマルコは、
10年前に夢のなかで見た宇宙人と再会(?)します。
自分が星を作り管理する【果ての管理者】に選ばれたこと、
地球に戻れるのは10年後であることを知らされたマルコは
当然地球に帰る方法を探そうとしますが・・・。
“不条理”を飲み込む
不可抗力とはいえ、恋人を置き去りにしてしまったマルコは
なんとかして地球に帰ろうと悪戦苦闘します。
やがて、偶然の出会いから思いついた方法を実行しますが、
失敗したうえに大切な“あるもの”を失ってしまいます。
序盤の展開ははっきりいって「つらい」の一言に尽きます。
そして、マルコが「地球に戻れない」という“不条理”を
受け入れた後も、さまざまな星の住人と交流を重ねるなかで
さらなる“不条理”とぶつかっていくことになります。
私は2巻収録のエピソード「惑星ケデルのドールハウス」で
最後の最後に「・・・マジで?」と声が出てしまいましたが、
ケデルの風習もその顛末も、たとえマルコが知ったところで、
「それはそれ」として受け入れるしかない“不条理”です。
大抵の“不条理”は「肯定」も「否定」もできません。
いちいち白黒つけていては、とても正気を保てないからです。
最近“お気持ちヤクザ”とかいうのが流行っていますが、
この漫画を読んでいると本当に滑稽で馬鹿馬鹿しく思えます。
魅力的なキャラクター
この作品には“完全な悪”が登場しません。
とにかくキャラクターが魅力的で、みんな好きになれます。
筆者の好きなキャラクター、一人目はナナギ。
マルコと同じ【果ての管理者】(つまり同僚)です。
ナナギさん(ダ・ココバ星人)
よりにもよって極寒の星にとばされてきた、常夏の星の人。
柄物担当。#果ての星通信 pic.twitter.com/fI0F5y1wB0— メノタ「果ての星通信」③巻発売中 (@kurota01251) November 11, 2018
一見ドライな人物のようですが新人や子どもの面倒見は良く、
実はとてつもなく大きなものを背負っている苦労の人。
また、パッと見は地球人と変わらない外見をしていますが、
ダ・ココバ星人の特徴をさらけ出した姿は「カッコイイ」の一言!
3巻収録の第20話を読んで、みんな胸キュンしてほしい。
そして二人目はマウー。
『果ての星通信』のマスコットキャラクターといえる存在です。
特に意味のない落書き pic.twitter.com/rjrxJd8rtb
— メノタ「果ての星通信」③巻発売中 (@kurota01251) May 7, 2020
地球人でいうと幼稚園児~小学校低学年くらいの年齢で、
マルコをはじめ【果ての管理者】たちにとても懐いています。
ほかの星から偶然やって来た旅行者の一人だったのですが、
ある悲しい出来事を経てマルコたちと暮らすことになります。
すくすく成長するマウーの姿に、母性or父性を刺激されるはず。
そんな『果ての星通信』は現在、単行本が3巻まで発売中です。
無料で漫画を読めるサイト「コミックPASH!」では
いくつかの話を試し読みすることができます。
https://comicpash.jp/hatenosho/
ですが、あちこちに張られた伏線を見つけるのも楽しいので、
個人的には単行本を買って一気に読むことをおすすめします。
『果ての星通信』で、つかの間の宇宙旅行を楽しんでみませんか?