こんにちは!
大阪市でWEB制作をしている株式会社エンジョイワークスです。
「連載開始当時から『テニスの王子様』を愛読しています」
という話をすると、ほとんどの人から
「『テニスの王子様』っていつから“ああ”なったの?」
・・・という質問を受けます。
「“ああ”なった」というのは、要するに・・・
臨兵闘者皆陣烈在前! pic.twitter.com/rqp2Vu8NiT
— 『新テニスの王子様』公式 (@tenipuri_staff) May 7, 2019
↑こうなったり・・・
本日発売!「ジャンプSQ.」白熱の準決勝ドイツ戦!奇策と思われた仁王雅治の登場、しかし、詐欺師は秘策をもってドイツを迎え撃つ…🎾一方翻弄されるだけでないドイツもダンクマールの人智を超えた技で圧倒する…!テニプリ史上最も威圧感のある今回、必見📖 pic.twitter.com/iuPs9dOFDW
— 『新テニスの王子様』公式 (@tenipuri_staff) February 4, 2020
↑こうなったり・・・
明日3/4発売!「ジャンプSQ.」4月号の『新テニスの王子様』の見どころは、ダンクマールの圧倒的威圧感を打ち破ろうと打開策を模索するデューク・仁王ペア🎾形勢逆転を狙いデュークホームランを放つも、ドイツ代表の常識を覆す肉壁の守備の前に為す術なし…
どうなる日本代表! pic.twitter.com/NGx4USNLCp— 『新テニスの王子様』公式 (@tenipuri_staff) March 3, 2020
↑こうなったりしている状態のことかと思うのですが、
長年の読者として正直な感想を述べさせていただくと、
この環境に長くさらされ続けてきたせいで
だんだん感覚がマヒしてきているのか、
いつから“ああ”なったのかわからないんですよね。
しかし、真面目に振り返ってみると、
テニスの枠を超えた描写が最初に登場したのは、
第67話「シナリオをブチ壊せ!!」だったと思います。
「対戦相手を吹っ飛ばす」の原点
第67話では、簡潔に説明すると
あるキャラクターが放ったスマッシュが対戦相手の顔面に
クリーンヒットし、気絶させてしまうという事件が起きます。
このときに、強打を受けたキャラの体がちょっと浮いたため、
読者のあいだで話題となり、後に発売されたファンブックにて
このスマッシュの速度が科学的に検証されていました。
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50000×0.1×9.8
=58×V^2/2×2/5
49000=58×V^2÷5
V^2≒4224
V^2≒65
秒速65mは時速234km
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※最後の「V^2≒65」は誤植、正しくは「V≒65」
・・・意味がまったくわからないので、順番に確認していきます。
エネルギー量算出の公式を再計算
この公式では、「対戦相手が吹っ飛んだ」という状況を
「58gのボールが50kgの物体を10cm持ち上げた」
と想定し、数字を当てはめています。
1行目の「50000×0.1×9.8」が、
「50kgの物体を10cm持ち上げた」を表します。
※「9.8」は重力加速度
2行目の「58×V^2/2×2/5」は、
58gのボールが物体に衝突した瞬間のエネルギー量です。
※「2/5」はボールの跳ね返り係数
この計算によってボールの速度(V)を算出しているのですが、
後に物体(=吹っ飛ばされたキャラ)の重さが、
実際には57kgであったことが判明しています。
頑張って計算しなおしてみましょう。
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57000×0.1×9.8
=58×V^2/2×2/5
55860=58×V^2÷5
V^2≒4816
V≒69
秒速69mは、時速248.4km
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というわけで、筆者が考える超次元テニスの先駆けは、
新幹線級のスマッシュを放つ中学生ということが証明されました。
ちなみに・・・
プロ選手が放つサーブの平均速度は180km~200km/h。
クロアチアが誇る身長211cmのビッグサーバー、
イボ・カロビッチ選手は最速251km/hを記録しています。
ブログの締めくくりとして、その動画をご紹介します。
あっ死ぬわこれ