こんにちは!
大阪市でWEB制作をしている株式会社エンジョイワークスです。
今回は『人の心を一瞬でつかむ方法』をご紹介します。
筆者が惹かれたのは「ハーバード・ビジネススクールの必読書」の文字。
ハーバード・ビジネススクールとは、ハーバード大学の経営大学院です。
難しい内容なのかと思いましたが、すんなり読むことができました。
副題『人を惹きつけて離さない「強さ」と「温かさ」の心理学』の
「強さ」と「温かさ」とはいったい何なのでしょうか?
人の評価は「強さ」と「温かさ」で決まる
本書によると、
人は「強さ」と「温かさ」という2つの観点から他人を評価する
といいます。
ここでいう「強さ」とは個人の能力の高さや意志の強さを指し、
「温かさ」とはその人の親しみやすさや優しさのことを指します。
重要なのは「強さ」と「温かさ」のバランスがとれていることで、
どちらか片方でも欠けてしまってはいけないと本書はいいます。
しかし、「強さ」と「温かさ」を両立させるのは
簡単なことではありません。
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「強さ」をアピールする行動
(険しい表情を浮かべる、筋肉を誇示する、難しい言葉を使う)の
多くは、「温かさ」の面でイメージダウンにつながります。
同様に、「温かさ」を表すシグナル
(笑みを絶やさない、優しく語りかける、他人のために尽くす)の
多くは、「弱い人間」という印象を与える可能性があります。
『人の心を一瞬でつかむ方法 人を惹きつけて離さない「強さ」と「温かさ」の心理学』より
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反比例の関係にある「強さ」と「温かさ」を同時に発するには、
まず今の自分がどのような状態かを知ることが必要なのだそうです。
私は「強い人間」?それとも「温かい人間」?
本書に掲載されている計16の質問に答えることで、
自分の「強さ」と「温かさ」を度合いをセルフチェックできます。
ちなみに筆者が挑戦してみたところ、
・自己中心的かつ内向的な傾向がある
・周囲へのアピール力や気配りに欠けている
と診断されました。ぐうの音も出ないですね。
めちゃくちゃハッキリ言うてくれるやんけ・・・。
と、ここまでは本書のプロローグにすぎません。
・「強さ」「温かさ」をどのように獲得し、両立させるか
・「強さ」「温かさ」を発揮するにはどう振る舞えばよいか
などについて解説しているのが『人の心を一瞬でつかむ方法』です。
ビジネスシーンで活かせる知識満載なので、ぜひ読んでみてください。