BLOG

ブログ

今こそ「考える能力」を磨こう。『思考の教室』

BOOK REVIEW

こんにちは!

大阪市でWEB制作をしている株式会社エンジョイワークスです。

 

 

 

今回は戸田山和久著『思考の教室』をご紹介します。

 

 

著者いわく、本書は

じょうずに考えるための教科書」として書いたそうです。

 

人間は考える葦(あし)である」という言葉を知っていますか?

これは17世紀フランスの思想家パスカルが残した、

============================

人間は自然のなかで最も弱い一茎の葦にすぎない。

しかし、それは考える葦である。

============================

という一節からきています。

 

人間はほかの動物よりずっと高度な思考能力をもっています。

その能力の一つとして、本書では論理的思考を挙げています。

漢字が5つもくっついていてなんだか複雑そうですが、

要するに主張(判断)を理由(根拠)がサポートしている状態のこと。

つまり「苦いからピーマンが嫌い」という一文だけでも、

「ピーマンが嫌い」という主張を「苦いから」という理由が

サポートしているので、じゅうぶん論理的だといえます。

 

 

こうすると「なんだ、簡単じゃん」と思うかもしれませんが、

残念ながら論理的思考ができている人はそんなに多くありません。

 

以前、ブログで「レッテル」の話を取り上げました。

レッテルを貼るのはなぜ危険?本当のデメリットについて

「男の子はスポーツが好き」「女の子は可愛いものが好き」

「関西人は面白い」「都会の人はみんなオシャレ」・・・。

このようなレッテルは、偏ったものの見方、つまりバイアスの一種です。

常に膨大な量の情報を処理している人間の脳は、思考にかかるコストを

少しでも節約しようとするので、バイアスが起きやすくなっています。

今まで信じてきたことを変えるのは容易ではありませんが、

バイアスは人を論理的思考から遠ざける原因になります。

 

 

じょうずに考えることができると、世界の見え方が変わる(かもしれない)

 

本書のおすすめポイントは学生向けに書かれているということ。

進路に悩んでいる高校生や、これから勉強に励む大学生のために、

「じょうずに考えるための方法」を説いています。

 

本書の文章は話し言葉で書かれていて、

むずかしい専門用語もあまり使われていないので

すんなりと読むことができます(1冊のボリュームはすごいですが)。

つまり、大人が読んでもわかりやすいということです。

 

 

ところで、論理的思考が身につくとどうなるのでしょう。

本書では、まず「自分を守ることができる」、

そして「社会全体を良くすることができる」という2つを挙げています。

 

「物事に対してちゃんと考えることができているか不安」という方や、

大人の学び直しに興味がある方にもおすすめの1冊です。

ぜひ読んでみてください。

 

 

 

にほんブログ村 企業ブログへ
にほんブログ村