みなさんこんにちは!
大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。
先日、大阪府内の某所で行なわれた落語会に行ってみました!
いつか行こう、行こうと思い続けて何年もの歳月が流れ、ようやくでございます。
実際に観てみると、素人なりに色々な発見があったのでレポートします!
マクラから本題への入り方にシビれる。
ご存知の方も多いのでしょうが、落語というのは噺家さんが出てきていきなり始まるものじゃござんせん。
まずはお客さんへの挨拶、そして最近のトピックみたいなところから出発します。
しかし、もうこの“マクラ”の時点で、まあおもしろいんですね。
『すべらない話』を想像していただくとわかりやすいかもしれません。
で、ついつい注目してしまうのが、この前置きの話から本題へ移るところのスムーズさ。
気づいたら江戸時代の世界に引き込まれているときの、あの感じが大好きなんでございまして。
基本形は「一人でやる漫才」。
いざ本題に入っていきますと、基本的に二人の登場人物がいて掛け合いをすることで笑いを引き出していきます。
役割は明確に決まっており、主人公がボケで脇役がツッコミという構図が鉄板のようです。
どちらが先かというのはむずかしいところだと思いますが、いわば“一人でやる漫才”。
噺家さんが向きを変えながら、性別も年齢も立場も見事に演じ分ける様は痛快でした。
随所に見え隠れする工夫の数々。
高名な噺家さんの落語をCDで聴くことはあったのですが、
音声だけでは気づけない工夫がたくさん見られたのも収穫でした。
膝を動かして本当に歩いているような動きだったり、
扇子で台を叩くことで場面転換をはかったり。
限りある道具と仕草で、観客の想像力をドライブしていきます。
・・・そう、落語というのはお客さんの想像力を信頼しているんですよね。
お客さんはどうしても高齢の方が中心。
若い方が観にいってもきっと楽しめるはずです。
休日の過ごし方に、落語会を加えてみてはいかがでしょう?