こんにちは!
大阪市でWEB制作をしている株式会社エンジョイワークスです。
「自分より同僚のほうが評価されている」
「同じクラスの子より学校の成績が悪い」
「チヤホヤされている人を見るとむかつく」・・・。
人は誰しも、こうした「嫉妬心」を抱えながら生きています。
嫉妬とは「他人の能力が自分よりも優れている」、
「他人のほうが第三者に愛情を向けられている」と
感じたときに起こる感情のことを指します。
「劣等感」と言い換えることもできます。
今回は、この嫉妬心=劣等感と上手に付き合う方法を
心理学の観点からご紹介します。
嫉妬しているときの心の状態
心理学者アルフレッド・アドラーは、劣等感について
「理想と現実のギャップから生まれる」と述べています。
つまり、自分が嫉妬の感情を向けている相手は
自分の理想や目標としている姿ということになります。
評価されたい。勉強ができるようになりたい。モテたい。
でも評価されていない。勉強ができない。モテない。
理想の姿と比較して現在の自分に不満や不足を感じているとき、
2つの気持ちの溝が深いほど、嫉妬心(劣等感)は強くなります。
嫉妬心を逆手にとって利用する
ところで、ヒトの文明ってすごく発達していると思いませんか?
ヒトはチーターより速く走ることはできません。
クマのような強い腕力もなく、クジラのように遠くまで泳げません。
ですが、ヒトは車や電車に乗ることで速く移動できます。
重い物を運ぶときはフォークリフトを使い、
船に乗って海の向こうまで行くこともできます。
このような発展は、「ヒトはほかの動物より劣っている」という
劣等感がバネになっていると考えることもできます。
嫉妬心の正体は、自分自身を成長させるための「気づき」なのです。
アドラー心理学には「自己決定性」という考え方があります。
困難に直面したとき、どう考えるか。どのように行動するか。
それを決めるのは他人や環境ではなく、自分自身だとする考え方です。
「どうせ自分なんて」「あいつが憎い」「環境が悪い」と考えるのか。
「目標に向かって頑張ろう」「自分を磨こう」と考えるのか。
どちらの考え方がより良い結果をもたらすでしょうか?
以上です。
ここまでお読みいただきありがとうございます!