こんにちは!
大阪市でWEB制作をしている株式会社エンジョイワークスです。
「◯◯さんはA型だから几帳面にちがいない」
「◯◯くんは大阪出身だから面白い人なんだろう」・・・。
こうした思い込みをすることを「レッテルを貼る」といいます。
※レッテル:オランダ語で「商標」「値札」などを指す。ラベル。
「他人にレッテルを貼ってはいけない」といわれることもあり、
一般的にネガティブなイメージのつきまとう言葉ですよね。
なぜ「レッテルを貼る=悪」とみなされているのでしょうか?
なぜ他人にレッテルを貼ってしまうのか?
人間は何かと思い込みをしてしまう生き物です。
なぜなら、脳が思い込みをしやすい構造になっているから。
人間の脳は常に膨大な量の情報を処理しています。
判断にかかる労力をなるべく省エネ化しようとしているので、
少ない情報でも「この人はこう」とつい決めつけてしまいます。
これが「レッテルを貼る」という考え方のメカニズムです。
ちなみに、
「男の子はスポーツが好き」「女の子は可愛い物が好き」など
固定化されたイメージのことをステレオタイプといいます。
レッテルを貼ることのデメリット
レッテルを貼ることで脳の活動を省エネ化しているのなら、
そんなに悪いことではないように思えますね。
では、なぜ「いけないこと」といわれているのでしょうか。
その理由は、最初の思い込みが覆りにくいことにあります。
たとえば「男の子はみんな戦隊ヒーローが大好きで、
リカちゃん人形で遊ぶのはごく一部の例外」と思っていませんか?
これは「男の子はこう」という自分の決めつけにとらわれ、
個人のことをきちんと理解できていないということなのです。
勝手な思い込みで相手のことを理解した気になっていると、
今後のコミュニケーションにも支障が出てきます。
もちろんレッテルを貼られたほうも良い気分にはなりません。
まとめ
レッテルを貼ること自体はそう悪いことではありません。
「もしかしたらこういう人かもしれない」と予測したうえで、
ステレオタイプに当てはまらない部分にもしっかりと目を向け、
個人としてきちんと理解することが大切なのだと思います。
次回は「初対面の人と仲良くなる方法」にしようかな・・・。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!