BLOG

ブログ

正しさとは?【確証バイアスについて】

はじめての心理学

どうも、こんにちは!

ホームページ制作会社の株式会社エンジョイワークスです!

 

 

最近、世の中を見ていて思うことがあります。やたらと意見が対立しているなと。AとB、どちらが正しいか?といった構造で、議論が成り立っていればそれでいいと思いますが、全然議論になってないどころか、お互いに頑固で言いたいことを言い合うだけで話し合いにすらもなっていないような。(それはそれで一興なんですが)

 

 

「世知辛い世の中だな」と思うと同時に「なんでだろう」と考えてみたところ、おそらくこれには「確証バイアス」という心の動きが関係しているんじゃないかと思いました。確証バイアスとは「人は自分が信じたいことを補強してくれる材料にだけ注目し、それ以外の材料に注意を払わなくなる」というものです。

 

確証バイアスとは

 

 

たとえば、「満月の晩には事故が多発する」と信じている人がいるとします。この場合、その人は満月の晩に起きた事故だけに注目してしまい、満月の晩以外に起きた事故には注意を払わなくなるんです。こうしたことが繰り返されると、「満月と事故には相関関係がある」という考えが不当に強化されていくことになります。※一例として挙げているだけですので、実際のところは不明です

 

この例で言えば、「満月の夜は事故が多い」という正しさは、「それを自分が信じたい」という感情によって無意識のうちに情報を取捨選択し、強化されていくわけです。こういった確証バイアスは気づかないうちに意識に紛れ込みます。「絶対こうだ!」と自分が信じている正しさは、実は確証バイアスという心の働きによって作られているものかもしれないんです。

 

 

これを避けるためには「自分は絶対に正しい」と思ったとき、「それを万人に説明できる論理的なデータがあるか?」を考えてみることが重要だと思います。「満月の夜は事故が多い」と思うのなら、それを統計的に証明できる資料はあるのか?そういったものがないのなら、「あいつはセンタリングしてもゴールを決められない」といった思い込みはレッテル張りの可能性があり、物事を正しい方向へ導くどころか、間違った判断によりチームを停滞させる原因にもなるかもしれません。そもそも正しさというのは、時代や環境、人、国によっても違うので、実はけっこうあやふやなものなんです。

 

 

正しさは現実を変えない

 

 

自分は絶対に正しいと思いこんでしまうと、人と理解し合い、協力関係を築いていくことが難しくなります。

 

 

単純に「満月の夜は事故が多発する」と主張しても「違う!」という人はいるし、自分が間違った考えに囚われていることだってあります。本当に目の前の問題を解決していきたいと思うなら、自分のなかの「だってこれはこうなんだ!」という正しさに対する確信にしがみつくのではなく、「自分が置かれた環境では、相手にどのように働きかけるのが有効か?」を徹底的に考えて実践することが重要です。

 

 

意見や主張の食い違いで攻撃的になったり不安になったりしたときは、こう思うといいかもです。「あ、バイアス発動してる」これだけで視界が広くなると思います。逆にそういう人に対して周りの人は「ねぇねぇ、バイアス発動してるよ」と教えてあげるといいかもです。そうすることで物事はより上手く進んでいくんじゃないかと思います。以上、最後までご覧いただきありがとうございました!

 


人気ブログランキング