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Nintendo Switchにみる企業ブランディングと価値提案のしかた。

円楽大学

みなさんこんにちは!

大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。

 

 

さて関西では早くも梅雨が始まってしまいました。

コロナとの二重カバーリングで私たちの在宅ライフは一層はかどる・・・

というか、はかどらさざるを得ません。

 

 

このような状況を見越して、

私はゴールデンウィーク前にSwitchを入手していました。ヌッフッフ

 

 

 

任天堂さんの公式ショップで在庫がたまに復活するカスタマイズで購入。

届くまでに期間は要しましたが、やはり定価っていいもんです(本来は当たり前のことだけど)。

 

 

 

それで、実際に遊んでいると

「任天堂さんはまるでコピーライターみたいな商品のつくり方をするなぁ」

とふと思ったので、いろんな角度から分析していきます。

(打率を上げるための方法については…引っ張りますw)

 

 

 

 

 

ほかのブランドと比較してみる。

 

Switchそのものへフォーカスを当てるまえに、

競合するほかの家庭用ゲーム機をみてみましょう。

 

 

 

ソニーの「PlayStation」

「遊びの駅」という造語からは、

古今東西のゲームが集まってくるプラットフォームとしての姿勢が感じられます。

 

 

 

 

もうひとつはマイクロソフトの「Xbox」

「X=未知の箱」という、なにが起こるかわからない

ミステリアスな雰囲気を漂わせています。

 

 

 

 

これらのブランドが徹底しているのは、

名前が概念的であることと、シリーズ化していることです。

 

 

どちらももちろん一種の正解であり、

前者は可能性を狭めることなく多様なサービス展開を見据えられますし、

後者はブランディングという観点から無難な方法といえるでしょう。

(アップルのiPhoneやハリウッドの名作映画なんかもまさにそれ)

 

 

 

しかし、だからこそ、

Switchの特異性が浮き彫りになってこないでしょうか?

 

 

 

 

1,2,3…とは続けない、任天堂流ものづくりの効用。

 

思えば任天堂は昔から、「1,2,3…」と

ナンバリングで続けることをなるべく避けてきたように思います。

 

ファミコン→スーパーファミコン、

ゲームボーイ→ゲームボーイアドバンスという上位化はあれど、

そのようなケースはむしろ例外。

 

特に近年はWii、DSなど、

文脈をとっぱらった新提案としての商品展開を進めています。

(もちろん過去の膨大な蓄積の上に成り立っているわけですが)

 

 

一方、あえて直近の経緯をみてみると、せっかくWiiで確率した新しいファミコン像が、

Wii Uでけっこう雲行きが怪しくなってしまった部分があったことは否めません。

 

Switchは機能的にはWii Uの進化版といいますか、

Wii Uがあったからこそ出来上がったコンソールです。

 

 

しかし、そこで「Wii」という名称に固執しなかったのが任天堂さんの慧眼。

Switchという名称には、「新しい遊び方のスイッチになる」とともに

「これまでの流れを切り替える」という意味も込めたのかもしれません。

 

 

 

 

なお、本当はここからが本題。

任天堂さんのように「連番ではなく新規に命名する」ことを繰り返すとどうなるか。

「ゲーム機ではなく、メーカーそのものをブランディングする」ことにつながります。

 

 

 

それはなにもゲーム機だけではありません。

マリオだったりゼルダだったりポケモン、任天堂さんが手がけるゲームシリーズも

そのほとんどがナンバリング制でなく新規タイトル系ではないですか。

 

 

 

 

続けるのではなく、新しくつくる。

この姿勢(=まさにコンセプト!)をハード・ソフトの両面で貫くことが、

最終的には“Nintendoは新しい価値をつくる”という大元のブランディングにつながっているわけなのです。

 

 

 

 

 

といったように、語ろうと思えばいくらでも語れる任天堂さんの商品開発。

世相を反映しつつ、ちょっと先のゲームある暮らしを提案できる姿勢。

まさに、コピーライターかくあるべしという教科書です。

 

 

 

これからも遊び学んでいきたいと思います!!