みなさんこんにちは!
大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。
公 募
(こ う ぼ)
(K O B O)
なんとチャレンジングかつドリーミングな響きでありましょうか・・・
さて!今回はライティング系公募マイスターことライター2号が、
公募への挑戦に興味がある方に向けてガイディングをしてみようかなと思います。
なお、宣伝会議賞については当ブログで重ねて紹介しているので、
今回はあえて割愛させていただきます!!
キャッチフレーズ系公募代表:ピンクリボンフェスティバル デザイン大賞
キャッチフレーズは誰でも気軽に制作・応募できるので、まず最初に挑戦する方も多いでしょう!
その反面、応募総数が非常に多くなるため入賞へのハードルは高いかもしれません。
ザ・キャッチフレーズの公募といえば宣伝会議賞なわけですが、
それを除けばこちらのピンクリボンフェスティバル デザイン大賞が挙げられるでしょう。
時期的にもレベル的にも、宣伝会議賞の前哨戦という位置づけがしっくりきます。
なお「デザイン大賞」とあるとおり、内容的にキャッチフレーズよりも
ポスターデザインのほうがメインなので、デザイナーさんがより輝く公募となっております。
ただ、ここで一つ注意点を申し上げます。
非常にセンシティブなテーマを扱うため、自分ではイケると思っても
誰かを傷つける言葉やデザインになっていないか、丁寧に丁寧に検証しましょう。
実は先日、過去の受賞作品についてSNS上で議論が起こり、
残念ながら今年の開催は不透明な状況となっています。
この公募にかぎらず広告のクリエイティブでは、
スポットライトが当たったことで社会問題化してしまうケースがなきにしもあらず。
まずは自分の目で精査し、昨今の社会的な風潮とも照らし合わせ、
本来の目的どおりの効果が得られそうか検証したいものです。
ラジオCM系公募代表:文化放送ラジオCMコンテスト
つぎにご紹介するのは、ラジオCM系の公募です。
意外と知られていませんが、コピーライティングの公募では
キャッチフレーズ系よりもラジオCM系のほうが打席ははるかに多いんです。
一年を通じて全国各地のラジオ局がコンテストを実施しており、
期間が被ってしまうこともあるほど。
ただ、キャッチフレーズのような思いつきでは成立しないのが、ラジオCMのむずかしさ。
いちばん一般的な秒数は20秒=約100文字ですが、そのなかでもストーリーを描き、
かつ対象である企業や商品を魅力的に伝えなくてはいけません。
加えてラジオCMは「音声のみで構成される」という特徴があります。
この条件を味方にすることができれば、入選に近づけるはずです。
前述のとおり全国津々浦々のラジオ局でコンテストが実施されていますが、
なかでも大きいのがこちらの『文化放送ラジオCMコンテスト』でしょう。
グランプリ賞金は宣伝会議賞とおなじく100万円!!
それだけ競争率が高いということでもあります。
一攫千金を狙うもヨシ、地方の穴場を攻めるもヨシ。
戦いは、エントリーする前から始まっているのです。
販促企画系公募代表:販促コンペ
最後にご紹介するのは、より複合的な力が求められる公募です。
宣伝会議賞・ピンクリボンフェスティバルと同様に、
宣伝会議さんが実施している『販促コンペ』。
この公募はとっかかりこそ宣伝会議賞と似ており、各企業の課題が与えられるのですが、
評価される対象物はコピーワーク(だけ)ではなくプレゼン資料です。
企画として優れているものを総合的に選ぶコンペティションなのです。
よって、個人戦がメインの宣伝会議賞とはちがい、チーム戦が前提になってきます。
企画の骨子を考えられるプランナーと、企画の魅力を高められるデザイナーの二人体制が
最小単位での正攻法といえるかもしれません。
もちろんコピーワークも重要になってきますので、コピーライターを別に入れるか、
コピーもできるプランナーなら鉄壁ではないでしょうか。
(チームを一方向にまとめるディレクションを誰がするか問題さえ解決できれば)
過去のグランプリなんかを見ていると「その手があったか!!!!」と感動を覚えます。
提出するプレゼン資料でも、ただ詰め込むのではなく絶妙な引き算で構成されていたり、
とても勉強になりますので、過去の受賞作品をぜひ見てみてください。
以上、3方向の公募について、代表的なものをご紹介しました。
頂点を目指すとなるとどうしても宣伝会議さん周辺にたどり着きがちですが、
一企業が単独で企画コンペをやっている事例もありますので、
チームをつくって参戦するのもおもしろそうです。
公募情報については下記のサイトが役に立ちます。
それではみなさま、よき公募ライフを!!!!