みなさんこんにちは!
大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。
さて、今日は一つご報告から入りたいと思います。
私ライター2号、第59回宣伝会議賞にて、、、
協賛企業賞を受賞いたしました!!!
受賞したキャッチフレーズへの道筋。
選んでいただいたのは新潟県にあるナミックス株式会社様。
“半導体向け液状封止材”という分野で世界シェアの40%を占めていらっしゃいます。
今回の課題は
「世界の未来創造に貢献するナミックスで、誇りをもって働けるアイデア」というもの。
多くの課題が企業だったり商品だったりサービスだったりのPRにつなげるなか、
この課題ではいわゆるインナーアイデアが求められていました。
私はやはり、“世界シェアの40%”に注目せざるを得ませんでした。
半導体が生活のあらゆるシーンに浸透したこの時代に、世界の4割ですよ?
それってちょっとすごい…いや、とてつもなくすごいことだと思いませんか?
私はこの“世界シェアの40%”の意義をより高めることで、
社員の皆様の誇りにつなげたいと考えました。
そうしてたどり着いたのが、こちらのキャッチフレーズです。
世界の40%を、この620人が支えている。
選定に関わってくださったナミックス株式会社の皆様、
本当にありがとうございました!!!!
強力なファクトを前に、レトリックは無力だ。
もちろん、私が応募したのはこの1本だけではありません。
ほかにもたくさんのキャッチフレーズ、ラジオCM、テレビCM案を出しました。
あの手この手でおもしろいこと・うまいことを言おうと、試行錯誤を重ねました。
しかし、それらのコピーは消えていき、このコピーだけが残ったのです。
前々から感じていたことではありますが、やはりこう言えると思います。
「強いファクト(事実)のまえに、理屈や比喩は無力である」と。
コピーを書こうとすると、どうしても「うまいこと言ってやろう」という欲が生じます。
しかし、うまいこと言えたからといって人の心が動くとは限りません。
目的と手段を間違えず、最短距離で伝えたいことを正確に伝える。
そのうえで数字は大きな力を発揮するのです。
インナーコピーの主役は、クライアント自身である。
コピーというのは本当にいろんな種類があります。
物を売ることだけが、コピーライティングの目的ではありません。
今回のようなインナーコピーの場合は、
その会社やそのチームでやってきたこと・やっていること・やっていくことに、
確固たる誇りや希望をもてるような言葉が求められるのです。
受賞のご連絡を受けた私は、「ありがとうございます」と同時に
「おめでとうございます」という気持ちが湧いてきて、
そのことを受賞コメントに書かせていただきました。
主役は私ではなく、ナミックス株式会社の皆様だからです。
“世界40%の会社に選ばれた者”としての責任をエネルギーにかえて。
ライター2号、これからも精進してまいります!!!!!