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「母になるなら、流山市。」に学ぶ、理想的なコンセプトの在り方。

円楽大学

みなさんこんにちは!

大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。

 

 

先日テレビ大阪の『カンブリア宮殿』を見ていましたら、

とあるキャッチフレーズを柱に地域創生を推し進めている事例があり、

ほほーっと思ったので記事にします。

 

 

 

 

舞台は千葉県北西部にある流山市

私、不勉強ながらその地名を知りませんでしたが、

昨今子育て世代の移住が多くて人口も増え続けているんだとか。

 

で、そのための取り組みを引っ張る標語として掲げられたのが、

こちらのコピーでした。

 

 

 

 

 

母になるなら、流山市。

 

 

 

 

 

このコピーはキャッチフレーズというより、

その根本にあたるコンセプトがそのまま上がってきた状態ですが、

子育て世代の女性の心を動かせる力強さを感じますね。

この表現からコンセプトの原則を学んでみましょう。

 

 

 

 

そのまんまは、野暮である。

 

 

母になるなら、流山市。

このキャッチフレーズを設ける目的は、「子育て世代に移住してきてほしい」ことです。

そこで、何も工夫をしなければ

「子育てするなら、流山市。」にするのが自然といえば自然。

文字どおりの意味で、わかりやすいといえばわかりやすい。

 

でも、一目瞭然ですがこのままでは心が動きません。

それはなぜか。受け手が心を動かせる余地がないからです。

前提として「子育てしやすい街」なんてメッセージはどこの自治体も発しているわけで、

今さら見せられたってひっかからずに素通りされていってしまいます。

 

番組内でも紹介されていたのは、ただ子育てがしやすいだけじゃなく、

「仕事も暮らしもひっくるめて理想の“母”を目指せる街である」という意味を込めたとのことでした。

どこでも使っているような定型文句の先を掘ってみると、いい表現が見つかるということがいえるかもしれません。

 

 

 

 

内向きにこそ、効果を発揮する。

 

 

機能するコンセプトの条件として、もう一つが「内向きにも作用する」ことがいえます。

いや、むしろ「内向きにこそ作用する」といえましょう。

 

流山市の職員や出入りする事業者さんなどが、

「そのためにやっていけばいいんだな」と安心して取り組める指針。

母になるためのまちづくりをしよう、という意思統一にもしっかり機能しています。

 

コンセプトは必ずしも表舞台に立つわけではありません。

しかし、流山市の事例のように社会にも打ち出すことができれば、

内と外でおなじ価値観が共有され、ブランドの確立を急速に早められる効果が期待できます。

 

 

 

 

 

コンセプトという考え方は、

たとえば会社の社訓やモットーだったり、

サービスを立ち上げる際の意思統一なんかに応用が効きます。

意味のゆらぎがない明解な言葉で、理想へと導きましょう!