みなさんこんにちは!
大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。
本日は円楽大学の時間です。
ということは、宣伝会議賞の没コピー反省会場です。
さっそくまいりましょう!!
ご紹介する没コピーのお題はこちらです。
企業が、緊急時の配送にPickGoを使いたくなるようなキャッチフレーズ。
「PickGo」とは、CBcloud社が展開する緊急配送のサービスです。
荷主とドライバーをマッチングし、
依頼から集荷までスピーディーに実現できるのだそうです。
さて!あなたならこの課題、どのように解決しますか・・・?
私が考えたコピーは、こんな言葉でした。
社運を預ける人の顔は、おぼえておきたい。
・・・まず最初に注釈をつけさせてください。(先輩の顔を横目で伺いながら)
「社運を預ける」、とはあんまり言いません。
原則、「社運を」のあとは「かける」とか「託す」などが続きます。
キャッチフレーズの世界では、
いかに読んだ人の心にひっかかれるかが重要なので、
必ずしも“正しい”日本語でなくてはならない必要はありません。
ただし、誰が読んでも意味が伝わる範囲に留めるべきなのは明らかです。
その観点からすると、果たしてこの「社運を預ける」という文句で
私の意図がどれだけちゃんと伝わるだろうか?
・・・ちょっと疑問に思えてきます。
何を言うか?→どう言うか?の「→」が腕の見せどころ。
このフレーズで言いたかったこと、それは
「会社の運命を左右するような重要な書類や荷物は、顔や評判がわかる人に頼みたいよね」
↓
「だから、PickGoを使いませんか?」
なんですが、作成したフレーズは単に端折っただけで、
効果を高めるはずが低めてしまっているんじゃないかな~と反省しております。
これも一種の「うまいこと言ってるつもり病」の兆候がありますね。。。
今回、Whatそのものは悪くないんじゃないかな、と思っています。
あとは表現方法の問題です。いかに効果的に、相手に伝えられるか。
こればっかりはもう、自分の実力をあげるしかありません。
ちなみに、数本残っていた一次審査の通過作品ですが、
すべて二次にて力尽き、三次以降には進めませんでした・・・!!
おかげで、ちょっと高くなりかけていた鼻をへし折っていただきましたw
これから半年ほどのあいだに力を磨いて、
来年は有給を無駄にすることなく
贈賞式へ向かいたいと思います!(血の涙)