こんにちは!
大阪市でWEB制作をしている株式会社エンジョイワークスです。
突然ですが、宇宙はお好きですか?
筆者は小学生の頃、図書館で宇宙に関する児童書や図鑑を
片っ端から借りたり読んだりするほど宇宙好きの子どもでした。
一番好きな惑星は「金星」です。
地球のお隣、距離にして3950万~2億5970万kmの
位置に存在している金星は、“地球の兄弟星”と呼ばれています。
惑星の大きさや重さが地球とほとんど同じなので、
かつては地球のように生命が存在すると考えられていました。
本題に入る前に、ちょっと金星の話
金星には「明けの明星」「宵の明星」という異名があります。
惑星を覆う厚い雲が太陽の光を反射してキラキラと輝き、
早朝や夕方などの明るい空でもよく見えるのでこう呼ばれます。
美しい名前をもつ金星ですが、近年の研究によって
実はとても過酷な環境の星であることがわかっています。
まず、金星がキラキラと輝く理由である雲の正体は硫酸です。
大気の主成分は二酸化炭素で、気圧は地球の90倍もあります。
そのうえ、地表の気温は450℃以上にも達します。
とても人間が生きていける環境ではありませんね。
そんな金星は、まだまだ謎の多い惑星でもあります。
たとえば、「スーパーローテーション」と呼ばれる強風。
惑星の自転速度を超える風が吹くことは普通ありえないのですが、
スーパーローテーションは自転速度の約60倍の風速があります。
また、太陽系のなかで金星だけ自転の向きが逆になっています。
つまり、金星では太陽が西から東に向かって昇るのです。
天才バ●ボンの歌詞が、金星では真実になる。
宇宙入門にぴったりの書籍&雑誌を紹介
このように、「太陽系の惑星が何でできているか」程度の
知識であれば、宇宙に興味のある子どもなら当たり前のように
知っていたりしますが、大人は意外と知る機会がないですよね。
わが子に「なんで?」「どうして?」と聞かれる前に、
ちょっと勉強してみるのはいかがでしょうか?
おすすめの書籍は、
『大人も子どもも夢中になる はじめての宇宙の話』。
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761270070
タイトルに「子どもも夢中になる」とありますが、
小学校高学年以上なら理解できるレベルかと思います。
児童書に比べ、専門用語も交えて詳しく解説している感じです。
また、日本初のプラネタリウムがある大阪市立科学館では、
『月刊うちゅう』という冊子を毎月発行しています。
ホームページからPDF形式で読むこともできます。
https://www.sci-museum.jp/about/publication/universe/
ちなみに5月号では、オリオン座の1等星である
ベテルギウスに関する記事が掲載されています。
実は今、ベテルギウスがめちゃくちゃアツイんですよね!!
「なぜ?」と思った方は、ぜひ調べてみてください。
そして、コロナの影響で休館していた大阪市立科学館ですが、
今日(5月21日)からプラネタリウムのみ開館するそうです!
大変な今だからこそ、地球の外に目を向けて息抜きしてみませんか?