新社会人の諸君!
大阪市・越谷市でWEB制作なら…でおなじみのエンジョイワークス、
そして私はライティング担当であります。
チガウチガウ、コンナモンジャ、コンナモンジャナーイー♪
突然ですが私は普段、
梅田から大阪メトロ(旧・大阪市営地下鉄)で通勤をしております。
4月に入ってからというもの、明らかにフレッシュマンとおぼしき若者たちが、
乗客がおおよそモノ扱いされている乗車環境に戸惑い、翻弄されている様子が散見されます。
まさに社会の荒波という洗礼に、みなさん大いに苦しめられておられることでしょう。
そこで!たった2ヶ月ほど大阪メトロ先輩(?)である私から、
激流の大阪メトロ通勤を乗り切るためのノウハウを伝授いたしましょう!
その一:大河の流れのような余裕をもて!
前提条件として、何よりもまず「気持ちに余裕があること」がなくてはお話になりません。
大学の授業までは先生の出欠確認にさえ間に合えば問題ありませんが、
通勤・出社というサバイバルにおいてはいかがなものでしょうか。
あなたが焦っていることは、ほかの人びとには関係がありません。
ましてやウルトラファイナリスティック乗車率を誇る大阪メトロ線においては多勢に無勢、
あなたの都合など圧倒的な肉体の壁で跳ね返されるだけです。
「電車が来たら乗れる」という先入観がそもそもの甘え。
2・3本は乗れなくても構わないくらい、早め早めに自宅を出ましょう。
その二:イライラ棒マインドでノートラブル・ノータイムロス!
「俺が正しいんだから肩がぶつかってもいい、というかぶつけてやれ」
なーんて考えたことのあるあなた、要注意です。
特に梅田駅~車内間はあらゆる人びとのるつぼ。
もしもぶつかった相手がそのスジの方だったら、どう落とし前つけまんねん。
もうここは、のしかかられたって足踏まれたって「抵抗」という選択は愚策。
とにかく少しでもダメージを抑え、円滑に職場へたどり着くことが最優先事項です。
いっそ一種の「電流イライラ棒」(古)の如く、ゲーム感覚でいかに接触率を抑えるか、
楽しんでやるのが吉でしょう。トラブルになっても時間・精神をロスするだけです。
それと持ち物もすべて体の一部のつもりで、リュックや肩掛けカバンは下ろすなり
棚に置くなりするように。中にビスケットでも入れようものなら
問答無用で木っ端微塵ですぞ。
その三:ライク・ア・ローリング・ストーン!身をゆだね人体の一部となれ!
そんな電車通勤を1週間ぐらい体験すれば、自分自身はどんなに一個人のつもりでも、
圧倒的多数の集合意思の前には無力であることを嫌でも思い知るでしょう。
押されれば押され、固まれば固まり、流れれば流れる。
まるでヒトの体内(=地下鉄網)の血管(=電車)を流れる赤血球のように、
あなたは「会社に行かねば」という大いなる意思のもとに身を委ねるのです。
さすれば気づいたころには最寄り駅に到着できることでしょう_。
nice tree.
というわけで、今回はすこしでも大阪メトロでの通勤ライフが円滑なものとなるよう、
主に気持ちの面の話をさせていただきました。
一言にまとめれば「あきらめろ」ということなんですけれども、
気の持ちようを変えるだけでも、けっこう効果があるんじゃないかなと思います。
本当は続けて具体的なテクニックもご紹介していきたいところ…なのですが、
紙面が限られてまいりましたのでそれはまたの機会に。
みなさん、社会ですり減って丸みを帯びることは決してかっこ悪いことではありません。
むしろ、角をそのまま尖らせた結果まっぷたつに割れるほうが悲惨なのです。
一日でもはやくなめらかな精神を身につけて、消耗することなく、
混沌のメトロラッシュをサバイブしていこうではありませんか。
さあ、明日へ向かって、この言葉で道を切り拓いていきましょうぞ。
「すいませーん降りまーす!」