今日は何曜日?
はなの金曜から2日前曜日や!!
すみません。
今日は水曜です。花金から二日前です。
花金にブログを更新しないと花金おじさんじゃないといわれそうですが、ぜひとも書きたいブログ内容があってフライングさせていただきました。
今回はドラマコンテンツのレビューを行います。
映画レビューをされている弊社Iさんには足元にも及びませんが、はなきんおじさんのコンテンツレビューもどうぞよろしくお願いします!
さて今週のレビュー、視聴したのは「伊藤君AtoE」!
※ネタバレは一切ナシです!ネタバレを嫌う未視聴の方は安心してください。また、写真はドラマメインのイメージしか使いません。文章が多く見づらいかもしれませんがどうぞご了承ください。
伊藤くんAtoEレビュー
まずこのドラマを簡単にご紹介させてください。
伊藤君AtoEは2013年9月27日に幻冬舎から出版された柚木麻子著の書籍が原作。
2017年にドラマ化され、映画化までされた人気作品です。
まず、ものすごく強調し、強く強くオススメしたいことは「この作品は原作、インターネットや口コミサイトで事前情報を見ることなく情報一切ナシでみてほしい」ということ。
なぜか?
ネタとトリックとオチがそれら(公式にさえも)には含まれていて、ドラマを視聴することによる100%の楽しみを得ることが一生できなくなってしまうからです。
私はネットフリックスで偶然見かけたこの作品を事前情報は一切ない状態で視聴しました。
だからこそ言いたいし勧めたい、事前の情報が一切ない状態でのドラマの視聴を。
花金おじさんの「伊藤くんAtoE」の各メディアの歩き方は以下が正解だと思います。
1.インターネットで「伊藤くんAtoE」といったキーワードで検索しない。
2.ネットフリックス等のサービスやDVD等で本ドラマを視聴する。
3.映画を見る。
4.原作を見る。またドラマや映画を視聴する。
上記が本作品を100%以上の価値で見るゴールデンムーブです。
逆の方面からの歩き方は正答から解法を学ぶ手順です。そのやり方が好きで好きで仕方がないという方は止めませんが、ただし、貴重な経験を一生味わうことができなくなりますのでご注意ください。
物語は人気女性脚本家矢崎莉桜(木村文乃)が講師を務める恋愛相談セミナーからはじまる。
セミナーに参加した女性たちの中から4人の女性が個人的に矢崎に恋愛相談を持ち掛ける。
4人別々の女性たちが話す恋愛相談の話に登場するのは全員、同じ名前である「伊藤」。
4人それぞれが話す「伊藤」とは同名の別人?それとも全くの同一人物?
「同一でしょ?」「ああ、こいつが伊藤くんなのね」
ドラマや映画視聴で目が肥えた方だとそう直観が告げてくるでしょう。
しかし、ドラマが進むにつれて「え、別人なの?」「こいつが伊藤くん?」と目の経験値が高いみなさまは感じるようになるでしょう。
それぞれの女性と女性達が話す「伊藤くん」にスポットを当て、それを俯瞰する矢崎がストーリーテラーとして物語は進んでいきます。
事前情報一切なしの状態でないと得られない「物語の先が気になって気になって仕方がない」小説であれば「ページをめくる手が止まらない」という快感をぜひ味わってください。
物語の最後、「伊藤くん」が明らかに!
本作品は各俳優さんや女優さんの演技も見どころである点も強調しておかなければいけません。
木村文乃、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆、山田裕貴、中村倫也、田中圭、山下リオらが演じる各シーンは各々の演技力がシーン毎の登場人物を引き立てます。
個人的には夏帆、中村倫也の演技力は圧巻の一言でした。
近年ではドラマのストーリーパターンは出尽くした感がありますが、その逆境をはねのけるかのようなストーリー展開の本ドラマ。
木村文乃をはじめとする女優・俳優たちが「伊藤くん」を中心に繰り広げる群像劇、どうぞご堪能ください。