今日は何曜日?
はなきんや!
こんにちは、花の金曜日おじさんこと花金おじさんだよ!
金曜のブログに私が登場することになったわけだがまずあらかじめ花金おじさん記事は不定期連載であることを明記しておこう。
特にお知らせはしないけど、金曜になって花金おじさんカテゴリの記事が投稿されていなかったらそれは「今週は作者都合により休載とさせていただきます」と受け取ってほしい。
ちなみに花金おじさんカテゴリーの記事は花金おじさんである私Nが金曜に冒頭の発言をした後で、その一週間で感じたことを書く記事であることもご認識いただきたい。
というわけで今週1週間を花金とともにふりかえろう!
今週のお題はこれ、「禁煙」!
少々長い記事ですが、禁煙をお考えの方は参考になる点がありましたらぜひご自身に取り入れてください。
つらいよ禁煙!
私、禁煙を開始してから明日20日でようやくまる1カ月達成となります。
禁煙開始の最初こそ「これは快方に向かってるぞ!やったー!」と体調、テンション共に↑↑だったのですが
今週もしくは先週あたりから段々しんどくなってまいりまして。
症状を申し上げますと、気分が寝ても覚めてもどんよりしてる状態で
何に対してもプラスの感情を持てないという状況でした。
禁煙鬱(うつ)という喫煙していた人が禁煙をした際に発症する症状を疑いました。
※鬱とありますが、ここでは一般的に知られている心的なうつ病とは違い、禁煙による抑うつ状態のことを指します。
ちなみに禁煙鬱の諸症状としてはこんなものがあるのだそう。
・自分はだめなんだという自信喪失や劣等感
・落ち着かない、イライラ、ソワソワ
・心臓がきゅうっとなるような焦り
・何にも楽しめない無気力
・無関心
・無感動
・怯え、恐怖
・眠れない
・食欲がわかない
・性欲低下
イライラやソワソワはなかったですが、それ以外がまさしく↑の状態でした。
近年、タバコの作用について新しい発見がでてきています。
その一つに、「常習的に喫煙をすることによって脳が弱ってしまう」ということがあります。
喫煙者がタバコをおいしいと感じる原因は、タバコに含まれるニコチンが原因です。
ニコチンが体内に入り、脳のアセチルコリン受容体という箇所に結合し、その結果ドーパミンという幸福感を感じる物質を強制的に出します。
これにより「タバコ=おいしい」と感じてしまうそうです。
もともとタバコを吸っていなくても、アセチルコリン受容体という器官は自然とドーパミンを出すのですが、ニコチンがこの器官に結び付く力が強く、タバコを吸う度に常習的にアセチルコリン受容体とニコチンがくっついた状態になるとアセチルコリン受容体は自力でドーパミンを出さなくなります。
アセチルコリン受容体「あ、私が頑張らなくてもドーパミンでるのね。そしたらさぼっちゃお」
という感じです。
脳のドーパミンを出す器官がタバコによる刺激によって、本来の活動を失い、タバコなしでは喜びの源である脳内物質を出せなくなるのです。
最後の1本を吸い終えて数時間ほど経つと自然とタバコを吸いたくなる理由がここにあります。
脳が自力でドーパミンを出さないのでポジティブな感覚がでない
↓
イライラ、ソワソワする
↓
タバコを吸ったらスッキリする。元気がでるように感じる。
↓
喫煙後しばらくするとニコチンが抜けドーパミンが無くなり喫煙をするが、脳に刺激に対する耐性ができてどんどんそれまでの刺激では満足できなくなり、普段の反応が鈍くなる。
↓
最初へ戻る
上記のループを延々繰り返すのが喫煙行為の仕組みです。
これを繰り返すうちに脳本来の活動レベルが普段から下がるようになり、タバコなしでは元気がでず、やる気がでないという状態になります。
長年喫煙していると、脳をはじめとした身体全体が怠惰になっていくそうです。
私が喫煙をしていた時はまさにこの状態でした。
・何をするにもやる気がなかなか出ない。
・タバコを吸っても吸っても以前感じていた昂揚感が得られず、ますますタバコを吸う。
・過剰なニコチン摂取のため、その他有害物質も比例して体内に蓄積。
・平日は死に物狂いで仕事についていく、休日は下手をすると24時間寝たっきり
・大体のことをめんどくさがり後回し
・廃人寸前
これが昨年末になって公の場である会社(勤務態度)に影響が出始めたと自身で感じたため、禁煙を決断しました。
禁煙をするとどうなるか
禁煙をするとどうなるか、私の実体験で恐縮ですがご紹介します。
・最初の1~3日は吸いたいような吸いたくないようなユラユラ揺れている感覚で、成功するか不安。
・禁煙1週間後くらいから過去に類をみないぐらいエネルギーがでてくる。構ってちゃんの奥さんが鬱陶しがるほどテンション高くなる。この時年末年始のお休みでした。
・年明けの禁煙2週間過ぎたあたりからテンションはノーマルかそれより下になりはじめる。
・3週間目あたりから気分が全く冴えない状態が続くようになった。いまここ。
先の「脳が弱ってくる」状態は、禁煙によって徐々に回復していくらしいです。
タバコによって得ていたドーパミンが禁煙により出せなくなるので、脳が本来の働きを取り戻していくのだそう。
これにかかる日数は諸説ありますが、早ければ3日~1週間で遅くとも1カ月ほどらしいです。
確かに禁煙1週間あたりはそれはもう人格が変わったのかというくらいテンションが高く、人生バラ色のように感じました。
なので私の脳の働きとしてはタバコによる害を乗り越え、正常な状態に戻っている、はず。少なくとも正常な状態になりつつある、はず・・・。
ナチュラルなドーパミンやセロトニンはでるようになっているはず・・・。
なのにここにきてなんか妙に辛い!
タバコを吸いたいという気持ちは全くありませんがなんか辛い!
これは何が原因なのでしょう?
ちなみに2018年1月は寒暖差が激しい時期で、それによって気分の変調が見られるらしいのでこれは一要因だと思いますが今の私の状態のすべての原因なのかと言えばそうでもない気がします。
そしたら何が原因なのか。
調べるところによると「ストレスホルモンの枯渇」に原因があるのではないか?
という仮説に至りました。
というのも以下の記事を発見したからです。
https://www.kantan-kinen.com/3-8.html
上記サイトの一部分を引用させていただきます。
引用ここから
しかし禁煙鬱の仕組みは非常に複雑だ。もし上で書いた現象によるストレスだけが原因なら禁煙開始から2週間後だったり1ヶ月後や3ヶ月後に発症する事が説明出来ない。どうして脳がかなり回復している段階で禁煙鬱になるのか?これにはどうやらストレスホルモン、場合によっては抗ストレスホルモンと呼ばれる物が関わっているらしい。人間はストレスを感じるとそのストレスから身を守る為に腎臓の上の辺りにある副腎という場所からストレスホルモンを分泌する。この分泌されたストレスホルモンは気持ちを落ち着かせたり時に高揚させたりする作用がある。私が禁煙を開始してから約1週間ほど経過後に一時的に異常なほどの高揚感を感じる事があったのは、恐らくストレスホルモンによる作用だろう。禁煙によるストレスを感じながらも副腎がそれに耐える為のストレスホルモンを分泌していたのだ。しかしこれが長期に続いていくと困った事になる。ストレスホルモンは副腎から無限に分泌出来る訳ではないので長期間のストレスに対して分泌され続けるといずれ枯渇状態になる。こうなった場合、普段のストレスに対応出来なくなり普通に生活するのも辛い状態になる。他にストレスホルモンの副作用により元気がなくなるという話もある。私は禁煙を開始してから間が空いてやってくる禁煙鬱に対して非常に不思議に感じていたが、なるほどこれが禁煙鬱の仕組みだ。ストレスホルモンが切れた辺りで鬱がやってくる訳だね。
引用ここまで
なるほど。
ということは、脳は正常な状態に近づいているが、副腎というところが発するストレスホルモンが枯渇している状態で憂鬱な感覚を得ている状態なのね。
副腎が回復するためにはどうすればいいのか。
それには時間が解決してくれるようですが、さらに悪いとされていることをやめることにしました。
副腎が元気に活動するためには肝臓から作られるコルチゾールという物質が必要だそうで、肝臓が疲れているとこれが生成されないよう。
肝臓が疲れる理由の第一が「お酒(アルコール)」。
そういえば、最近毎晩ストロングゼロ飲んで寝てたもんなぁ・・・・。
ということは、
毎晩飲酒をする
↓
肝臓が疲れる
↓
副腎が元気がでない
↓
ストレスホルモンがでない
↓
憂鬱
ということではなかろうか。
この考えに至ったので、禁煙に併せて禁酒も始めました。
そのかいあってか、今なんとなくですが回復の予兆のようなものを感じています。(まだ禁酒して2日目程度ですが笑)
禁煙と禁酒で抑うつ状態を脱することができるよう挑戦します!
これだけ医療が進んでいる現代でも謎が多いタバコという存在。
喫煙しながらも「やめたいなぁ」と思っていらっしゃる方はぜひ禁煙をオススメします。
禁煙開始からしばらくの間が辛い時期かもしれませんが、それは脳が体が正常に戻りつつある状態で不安定な時期だからだと思います。
その期間を乗り越えたら完全にタバコと縁を切れる生活が待っているのであきらめず何度もチャレンジしてみましょう。
今週の花金おじさん総評
今週は禁煙真っ最中の花金おじさんの近況と、タバコ・禁煙・禁煙鬱に関して勉強したことを書かせてもらいました。
禁煙をお考えの方は是非参考にしてみてください。
ちなみに禁煙をして脳が正常になるとどうなるか。
喫煙時には感じることのできなかった普段の些細なことに幸せを感じられるようになります。
例えば、
今日は何曜日?はなきんや!!
というように。