こんにちは!エンジョイワークスです。
3月3日はひなまつりですね。
私が小さい頃は、我が家には豪華なひな人形はありませんでしたが、
蛤のお吸い物とちらし寿司は必ず母が作ってくれていました。
ちらし寿司のご飯に、薄く焼いた卵で着物を着せて、うずら卵の頭を乗せて、
顔は刻み海苔で描いてありました。
錦糸卵・さくらでんぶ・エンドウ・ハム・きゅうり・レンコン・花型に抜いたニンジン。
実は子供の頃はちらし寿司はそんなに好きではなかったのですが、
それでも母が手間を惜しまず作ってくれたカラフルなちらし寿司は
私の記憶にしっかりと刻まれており、
大人になった今、自分で作ろうとしたら非常に面倒くさいことに気付き、
今更ながらに愛されていたのだなぁと感じる次第です。
ご自宅にひな人形がある方。
3月3日を過ぎたら速攻で片付けないと婚期が遅れるというジンクスがありますが、
全く根拠がなく、慌てて天気の悪い日にしまうよりは、カラっと晴れた日にしまった方が
カビを防ぐ意味でもいいです。
それまでの間は、くるっと後ろを向かせておくといいそうです。私は後ろを向かせると
いうのは最近知ったので、実家で姪っ子のひな人形が全員背中を向けて置かれているのを
初めて見た時はちょっと怖かったですが。中部地方ではその様にすることが多いそうです。
ひな人形を箱に入れる前に、仮に眠って頂くという意味合いなんだとか。
ひなまつりと言えば、3色団子もありますね(ひなまつりに限らずお花見の際にも
食べますが)。
あのお団子の色は上から赤白緑です。
赤は桜で春
白は雪で冬
緑は新緑で夏
を表し、秋がないのは「食べ『飽きない』」というオチです。
他にも諸説ありまして、
赤は桜
白は白酒
緑は春の薬草であるよもぎ
ということで、全てが春を表すという説もあります。
串に刺す順番は桜の咲く順を表しているそうです。
ピンクの蕾⇒白い花⇒散った後の葉。(これも諸説あります)
1本の団子にそんな意味があったとは・・・・雅ですね。