みなさんこんにちは!
大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。
自分でもちょっとよくわからないのですが、
急に『ムエタイ』について語りだしたくなったので続けさせてください。
ムエタイはタイ王国の格闘技です。
現地語の発音は「ムァイタァイ」で、国の国技に指定されています。
個人的にムエタイのいちばん興味深いところは、試合が賭け事であること。
現地の会場で、真面目に最前列で観戦しているのは外国人ばかり、
現地の方々は周囲を取り囲み、競馬のような感覚でやんややんややってます。
日本に置き換えればお相撲さんに賭けているようなものですから、
異質性がとても際立ちますね。
試合前には両選手が「ワイクルー」を踊り、師匠や両親に感謝を示します。
本場のワイクルー。踊り方が選手によってマチマチなのが面白い。動画の2人はやる気なしお
ムエタイは肘と首相撲が特長です。
つぎに、ルールをみていきましょう。
パンチとキックがあるのでK-1のようなイメージがあるかもしれませんが、
似ているようで異なります。
大きな特徴として、ムエタイでは肘打ちが許されます。
これが日本人キックボクサーには非常にやっかいであり、
よく額をパックリいかれてTKO負けをくらいます。
また、キックボクシングの試合ではすぐに離される首相撲
(お互いに首を抱え合って押し問答する状態)を、ムエタイは続行させます。
完全な膠着状態でないかぎり、組み合っての太腿・腹部への膝蹴りもポイントに含まれるのです。
判定基準が真逆で日本のプロ選手も戸惑うムエタイルール
そもそも判定の基準がキックボクシングの感覚とは真逆といっていいもので、
パンチはほとんど評価されず、キックに大きな重点が置かれているため、
日本で試合をやると、観客にとって納得いかない判定がよく発生します。
選手自身ですら、試合後「勝ったと思ったのに・・・」とこぼす方がいますが、
「キックなら勝ってたかもしれんけどムエタイとしてみたら完全にポイント取られてるでしょ」
なんてことも少なくありません。
郷に入れば郷に従え。
ルールを理解してからリングに上がりたいものです。
次回は、個人的に好きなムエタイファイターをご紹介します!