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“カーフキック旋風”もどこ吹く風!時代が青木真也に追いついた件。

伝説の格闘家列伝

みなさんこんにちは!

大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。

 

 

なんか最近格闘技のことばかり書いてる気がします。

まあそれだけ、このコロナ禍でありながら格闘技界が面白くなってきてるということでしょう。

よきかな、よきかな。

 

 

格闘技界の流行語大賞「カーフキック」とは

 

さて、みなさんもご存知のとおり(知らんがな)、こちらの世界では年末年始から「カーフキック」という言葉で話題が持ちきりです。

大まかにいえば相手の脚部を蹴る「ローキック」なのですが、ふくらはぎを狙って蹴るのが「カーフキック」。

大晦日に行なわれた『RIZIN.26』のメインイベント「堀口恭司vs朝倉海」でこのカーフキックが炸裂し、

朝倉選手がなすすべもなく敗れてしまったことから一気に注目が集まりました。

(ちなみに第1試合の「スダリオ剛vsミノワマン」も実質的な決まり手はカーフキックだった)

 

 

実はこの動き、日本だけには留まりません。

 

先日行なわれた『UFC257』にて、以前には単独でご紹介したMMA界の大スター、コナー・マクレガーが復帰戦を戦い、

かつて1Rで倒した相手ダスティン・ポイエーにカーフキックで返り討ちされてしまったんです。

 

 
 
 
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途中までは優勢に攻めながらも、コツコツと脚を効かされ気づけば全治半年という大ダメージに。

ポイエー選手は堀口選手と同門のアメリカン・トップチーム所属であり、

立て続けに大一番でカーフキック作戦が成功した、というわけです。

 

 

 

しかし、こうした流れを冷ややかな視線で見つめている日本人格闘家がいます。

青木真也、その人です。

 

 

 

 

今こそ“バカサバイバー”青木真也を注目すべき理由。

 

柔道出身というバックグラウンドだけでは説明がつかない多種多様な関節技で、

長年にわたり日本MMA界の先頭を走り続けているレジェンドであります。

 

曰く

「カーフキックは昨日今日現れた新戦法なんかじゃない」

「対策すれば蹴る側にダメージがある諸刃の剣」

「格闘技界の“カーフキック知ってるぞ”系コメントは恥ずかしい」

と。

 

青木真也が最近の“カーフキック”論争に物申す「今に始まったことではない、恥ずかしい」

 

青木選手にはこのようなコメントをするに足る理由があります。

昨今の主流であるボクシングスタイルの前傾姿勢ではなく、

総合ではめずらしいムエタイ仕込みの後傾姿勢を採用しているからです。

 

 

 

そして先日、1年3ヶ月ぶりとなるONEでの試合でその真価がいかんなく発揮されました。

 

 

※ナカシマ選手の姓は日系家庭に育てられた父親に由来し、本人は日系ではない。

 

 

ジェームズ・ナカシマは、元UFCトップランカーの岡見勇信選手に勝利をおさめ、

直近のタイトルマッチで初黒星を喫するまで12連勝を飾っていた強豪です。

ウェルター級からライト級に階級を下げての初戦ということで、

ライト級の元チャンプである青木選手を当てて華々しい再起戦を・・・

 

 

などという運営側の思惑(※邪推です)もなんのその。

空気を読まない強さを存分に発揮するのが青木真也というファイターの真骨頂ではないですか。

「完勝」という言葉が似合う完璧な内容で、逆に自身のONE復帰戦を飾りました。

 

 

 

ムエタイ系の後傾姿勢はタックルを切るのがむずかしくなるため、

MMAの世界ではめずらしい部類に入ります。

しかし、青木選手には世界でも屈指レベルのサブミッションがあります。

 

 

スタンドでの懐が深いから打撃を当てにくい。

かといって、うかつにタックルすれば逆に仕留められるかもしれない。

 

 

ある意味「カーフキック流行後の理想形」ともいえるファイティングスタイルを、

青木選手はすでに確立しているわけなのです。

 

 

 

柔術✕ムエタイといえば、ブラジルのファブリシオ・ヴェウドゥムが思い当たります。

彼はそのスタイルでUFCヘビー級チャンピオンにまで上り詰めました。

 

ここ数年ボクシング傾倒が続いていたぶん、こうしたスタイルはまだまだ少数派です。

しかし、ここにこそMMAの明日を開ける鍵があるように思えてなりません。