稀代の名士ふたりによる闇夜の狂宴『水曜WANTED!』

MUSIC SCAPE

みなさんこんにちは!大阪市・越谷市でウェブ制作を行なっている

エンジョイワークス菊地大谷こと、ライター2号です。

 

みなさんはお気に入りのラジオ番組ってありますか?

私には、自分の人格を形成するうえで多大な影響を受けた2つのラジオ番組があるのですが、

なかでも今日ご紹介するのは、未だに毎晩のようにアーカイブを聴きつづけている

大好きな番組『水曜WANTED!』でございます。

 

『WANTED!』とは

TOKYO FMをキー局に、2005年4月4日から2007年3月29日まで放送されていたラジオ番組です。

当時Kiss-FMを聴いていて、『やまだひさしのラジアンリミテッドDX』

終わった深夜3時より、生で放送されていた記憶があります。

 

ちなみに同枠の前番組は,つるの剛士さんの『BPR5000』でした。

当時お茶の間的にはまったく知られていなかったであろうつるのさんの謎ハイテンションに

振り回されつつ、さみしい深夜を盛り上げてくれたので終わったときは残念な気持ちでしたが…

そのあとのWANTED!にどハマリすることになるとは…

 

なおWANTED!は曜日ごとにパーソナリティーが変わります。

火曜日のバナナマンさんもめっちゃくちゃ面白かったんですけど(思い出しただけでニヤニヤ)、

なにせまあ水曜日の菊地成孔・大谷能生コンビがヤバすぎた。完全にぶっ飛んでました。

ラジオ番組史に残すべき異形偉業なのではないかと思います、マジで。

 

なにがどうヤバかったのか

番組のコンセプトは、いたってシンプルです。

 

 

“緊張感高まる北東アジア唯一の

20世紀のJAZZ21世紀のJ-POPをお送りする番組”

 

ハイ、スゴクシンプルデスネ(棒)。

この菊地さんが番組始まる10分前に1分くらいでつくったという伝説的な口上を、

当ブログでご紹介できただけで私はもう満足です。

 

具体的には

 

「毎週オリコンチャートにトップ10入りを果たした新曲とジャズを

交互に(あるいは別々に)かけあいながら、お二人がざっくばらんにトークする」

 

という内容なのですが、

「ざっくばらんにトークする」の部分が肝中のキモでございまして、

文字どおり布団のなかで抱腹絶倒していたなぁ…。(今も変わりなく、ですが)

 

わかりやすくご説明できないことが歯がゆさこの上ないのですが、

私がもっとも腹をよじらせたであろう名シーンがネットに上がっていましたので、

よろしければご賞味ください。(ハイライトは7:30~)

 

 

そもそも「菊地成孔&大谷能生」は誰なのか

お二人とも、本業はジャズミュージシャン(サックス奏者)なのですが、

同時に文筆家としての顔もおもちで、まるで歩く音楽百科事典のような存在です。

あらゆるJ-POP最新曲(当時)に対して、圧倒的な知識量と唯一無二の視点から

冷静かつ半笑いで分析していく過程がまさに痛快。

 

そのほかの時間はというと、真面目にジャズの歴史を紐解いたかと思えば、

その手を止めて妄想に妄想を繋げるシッチャカメッチャカなトークを繰り広げ、

時には色々な意味でアブナイ領域にもズカズカと踏み込む展開は、

深夜の公共の電波にのって駆け巡るお二人の狂想曲でした。

 

一度は菊地さんの口が滑りすぎて、次の週が冒頭から謝罪で始まるという

ハプニングもありましたが(伝説の謝罪回)、

 

「ラジオで昔の(しかも他局の)ラジオ番組を延々とかける」

「メールを読むのではなく黙読する」

「ランキング入りのアニソンに呪いの音楽をかぶせる」

 

など、おそらくほかでは決して真似できない(し真似しようとも思われない)

冒険的な試みを、毎夜繰り広げられていたあの時間は、贅沢であり刺激的でした。

たのしかったなぁ…

※翌日寝不足必至

 

 

有志によるアーカイブが充実

しかし、かれこれ15年ほど前になるラジオ番組をなぜ今でも楽しめるのか?

実はファンによるアーカイブ化が充実しておりまして、

某動画サイトにかなりの数アップされているのです。

 

もし興味をおもちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ検索するなどして

たどり着いていただければと思います。

 

 

歳を重ねるごとに「コレってアレのことだったんか…」と、

新しい発見が尽きない『水曜WANTED!』。

 

まだまだ知識が追いついていませんので、

この先も10年ぐらい楽しめるんじゃないかと踏んでおります。

 

勝手ながら引き続きよろしくお願いします(みつゆび)

 


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