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『POP VIRUS』のライブで震えた星野源さんの底知れぬ冷たさ

MUSIC SCAPE

みなさんこんにちは!

大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。

 

さて、WOWOWの視聴を始めて2ヶ月になるライター2号ですが、

「あまりに面白くて時間が足りないので一旦解約」一歩手前に追い込まれております。

 

そんななか、先日星野源さんのライブ『POP VIRUS』が放映されてしまいました。

 

そりゃ観ます。そして、タスクは着実にたまってゆくのです。

 

そこで観た星野さんの立ち居振る舞いがとても印象的でした。という話をします。

 

 

やさしい眼差しに恐怖を覚える瞬間

ちょうどNHKでも短めの特集が組まれていて、

今回のドームツアーに対する感想や音楽活動への思いなんかを語っていた星野源さん。

 

「自分のパフォーマンスに酔いたくない」「そんなものを観客に見せたくない」

という言葉が印象的だったのですが、実際のライブ中、

その一歩引いた姿勢がまさに体現されていました。

 

元々インストバンド出身ということで、歌唱力が売りではないこともあるのでしょうが、

ライブ中は目を閉じて熱唱するような場面がほとんどありません。

顔の上半分は常に一定の表情で、ただただ観客の反応を観察しているようでした。

 

歌唱についても、感情を高ぶらせて必要以上に伸ばしたり、

観客に歌わせ過ぎたりすることは決してしはりません。

 

あっても自分のボーカルパートは完遂したうえで、アウトロのコーラス部分だけ。

そして、まるでベテラン教師が生徒に接するように「一緒に歌おーぅ。」と呼びかけ、

終了時には「ありがとーぅ。」と合図を出します。

 

そのあたり配慮が行き届いているというか、(難癖多めな)観客側の目線に立ち、

クレバーな姿勢でパフォーマンスを進めていく様子でした。

 

…いや、もしかすると、ジャンルによってはそのぐらい当たり前のことなのかもしれません。

しかし直近に観たのがL’Arc~en~Ciel(しかもクリスマス仕様)だっただけに、

私にとってはとても新鮮でした。ちょっと怖いぐらいに冷静だなと。

 

 

「1教科100点<3教科50点ずつ」戦法

 

アーティストとしては異質なほどコメディ方面にも力を入れており、

コントとの線引きがむずかしいような演出が随所に挟まれます。

 

それでもご本人は心の底からは笑っていないといいますか、

常にお客さんのための星野源であり続けていたように見えました。

 

森山直太朗ほど歌唱力があるわけでも、

DA PUMPほどダンスが上手いわけでもない。

 

それでも自分自身への客観的な視点と観客への徹底的なサービス精神を研ぎ澄ませれば、

一流のアーティストとしてパフォーマンスができるできる。

そのための覚悟を、私は星野さんの醤油顔に垣間見たのでした。

 

 

それよりも気になったシーンは、

メンバー紹介の方法が『男達の別れ』時のフィッシュマンズのそれに

インスパイアされてるっぽかったところです!