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それでも連中は選び続ける。鈍い光を放ちながら。『T2 Trainspotting』

MOVIE ADDICT

みなさんこんにちは!

大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。

 

先日ご紹介した『じゃりン子チエ』もそうなのですが、

なんかこう“ダメな大人たち”って見てると癒やし効果がありますよね。

「自分もなんとかなるかも」とか、「もっと肩の力抜いてええんちがうか」とか。

 

というわけで、ダメな大人たちの群像劇として私が最愛する

T2 Trainspottingをご紹介します!

 

 

 

 

そのまえに・・・『Trainspotting』とは

 

『T2』について語る前に、

まずは前作の『Trainspotting』をお話しなければなりますまい。

1996年に公開され、当時の若者たちに“怠惰なカッコ良さ”を植え付けた、

カリスマ的人気を誇る青春映画です。

 

 

 

主演のユアン・マクレガーはこの作品で一躍名前を知らしめました。

イカした選曲にマッチする鮮烈なビジュアルはダニー・ボイル監督。

本作品でイギリスの国民的監督としての地位にのぼりつめ、

2012年のロンドンオリンピックで開会式の演出を務めたことでも有名です。

 

 

 

 

 

さてこのトレインスポッティング。

原作は小説であり、続編もすでに出版されていたため、

長年ファンのあいだでは「2はまだか!!」という声があがっていました。

そうした想いが実る形で2017年、前作から10年経って発表されたのが

『T2 trainspotting』です。

 

 

 

 

“人生を選んだ”若者たちを待っていた、容赦ない現実。

 

前作からキャストやスタッフは、ほぼそのまんま。

劇中でも現実と同じく、10年後の彼らの姿が描かれています。

物語も、さぞ刺激的でアッパーなものなのかと思いきや・・・

今回は一転して、ダウナーかつ悲観的な空気が画面を満たしています。

 

 

 

無精子症により子どもを授けられず妻に離婚を告げられ実家に戻ったレントンを始め、

同じく離婚し息子と妻を想いながら自殺をはかるスパッド、

刑務所から脱走して息子を巻き込み犯罪行為を続けるベグビー、

パブを経営しながらタカりやユスりでコスい生計を立てるシックボーイ。。

 

 

こうして文字に起こすと、いよいよ救いのない感じがしてきます。

若い頃の「まあどうにかなるだろう」という楽観的な気持ちを放棄せざるを得ない、

厳しい現実が彼らを待ち受けていました。

 

 

 

それでも相変わらずクールであり続けるその立ち居振る舞いに、不思議と元気をもらうのです。

個人的に最も共感を覚えるのがスパッドです。

境遇がかなりシンクロしてて、文章を書くことに救いを見出すあたりがまた何とも・・・(苦笑)

 

 

 

そして、彼のように「希望はないけど、ちょっとでも誰かの役に立てたらそれでヨシ」

とする生き方は、一つの最適解のような気がする今日このごろです。

2027年、彼らがジジイになった姿もぜひ見てみたいな~!!!