映画レビュー『お引越し』

MOVIE ADDICT

こんにちは!

大阪市でWEB制作をしているエンジョイワークスです。

 

みなさん、夏ですね!

夏といえば納涼床・祇園祭・大文字の京都ですよね!!

というわけで今回は、京都の夏を舞台にした印象的な作品をご紹介します。

 

 

『お引越し』あらすじ

 

 

“小学六年生の漆場レンコは、ある日両親が離婚を前提しての別居に入り

父ケンイチが家を出たため、母ナズナとともに二人暮らしとなった。

最初のうちこそ離婚が実感としてピンとこなかったレンコだったが、

新生活を始めようと契約書を作るナズナや、ケンイチとの間に挟まれ心がざわついてくる。

揺れ動く11歳の少女の気持ちの葛藤と成長を、周囲の人々との交流を通して描くドラマ。”

_Wikipediaより

 

『お引越し』レビュー

さっそく、冒頭数分間の映像をご覧ください。

 

 

なんでしょう、なんなんでしょうね、この緊張感。

ほんのちょっとの冒頭シーンを観ただけでも、

この作品のただならぬ気配を感じていただけるのではないでしょうか。

 

 

主人公であるナズナを演じる田畑智子さんのデビュー作としての話題性が強い本作ですが、

ほかの俳優さんたちの演技もしっかりと光っています。

特に、母親(桜田淳子さん)の

 

「レン、きょぉちょっとうるさいな?」

 

というセリフは、何度聴いてもヒリヒリいたします。

 

 

申し開きますと、この映画は決して全編にわたってドキドキな感じというわけではありません。

むしろナズナの子どもらしさが眩しいホンワカ成長日記ムービーともいえるものです。

しかし、こうした人と人とのリアルなすれ違い、観る側が火傷を負いそうな空気感が、

ところどころに湧き上がってきて、とても記憶に残る作品となっています。

 

あとは相米慎二監督のイマジネーションが爆発する終盤のクライマックスシーン。

これだけは本当に、一度観ただけで10年は忘れないインパクトがある名演出だと思います。

 

 

最後に個人的なツボをお話しすると、父親(中井貴一さん)の掴みどころのないキャラクターでしょうか。

そういうところが妻側には許せなかったのかもしれませんが、とても親近感があるというか、

おなじ男性として参考(?)になります。

 

かつてはDVDが廃盤するなどしておりましたが、

今ではBD・デジタル版までしっかりとサポートされているようです。

レンコの視点をかりて、忘れられない京都の夏を満喫してみてはいかがですか?

 

 


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