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淵で見出したるは絶望か希望か。『連ちゃんパパ』

EWマンガ朝話

みなさんこんにちは!

大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。

 

 

 

さてさて。ライター2号、読みました。

ええ、読ませていただきましたとも。

 

 

 

ちまたで超話題になっていた“読むストロングゼロ”こと

ありま猛さんの漫画『連ちゃんパパ』でございます。

 

 

 

 

 

『連ちゃんパパ』とは。

 

 

 

 

『連ちゃんパパ』は、ありま猛さんが『パチプロ7』(綜合図書)という

パチンコ雑誌で連載していた漫画作品です。

表紙でおわかりのとおり、まるで新聞漫画のような親しみやすいタッチで、

何も知らない読者を欲深き人間関係の沼へと引きずり込みます。

 

 

 

余談ですが、読んでいて気になったのが連載時期。

絵柄からは昭和~バブルな空気すら漂いますが、

背景や舞台のマンションなんかが妙に現代的だったものですから。

それで調べたところ、詳細は不明ですが90年代の中頃だそうです。

 

世は1995年を挟んで世紀末へと向かう諸相。

なんとなく合点を得た気がいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ今『連ちゃんパパ』がブレイクしたのか。

 

これまでアニメ化はもちろん単行本化すらなされていなかった『連ちゃんパパ』が、

なぜ今、コロナで社会が右往左往する2020年5月に大注目されるに至ったのか。

主な理由は3つあるように思います。

 

 

 

(1)7月31日まで、全話無料。

まず第一に、全43話が無料で読めること。

「マンガ図書館Z」というサイトで7月31日まで実施されています。

 

 

 

(2)パチンコが世間から注目を集めていた。

これも、指摘しないわけにはいかないでしょう。

ちょうどパチンコ店が自粛要請に応じるかどうかが注目されていました。

 

 

 

(3)“ギャップ萌え”の教科書のような内容。

そして、読者にとって最大のインパクトを与えるのが中身です。

微笑ましい絵柄で描写される、(文字通りの意味で)情けない人びとの

笑っていいのかわからない壮絶な群像劇こそ、本作最大の読みどころなのです。

 

 

 

 

 

 

 

社会が困窮すれば、悲劇が読まれる。

 

以前、『じゃりン子チエ』をご紹介したときにも漏らしたと思いますが、

「自分よりも悲惨な人をみると安心してしまう」というのが

人間の性なんじゃないかという気もいたしておりまして、

そういった意味でもコロナ禍における『連ちゃんパパ』のブレイクは

けっして偶然じゃない、このように考えるわけであります。

何を隠そう、私自身も「離婚しようが博打を打とうが借金こさえようが、

生きてりゃ何とかなる(のか?)」という謎の勇気を得ました。

 

 

 

『連ちゃんパパ』で培った懐の深さとともに

アフターコロナのあかるい社会を目指し、

これからもほふく前進していきたいと思います。

 

 

 

 

 

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