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“定価1円”の衝撃。価値を問う雑誌『広告 Vol.413』

円楽大学

みなさんこんにちは!

大阪市・越谷市のウェブ制作会社エンジョイワークスです。

 

突然ですが、ここでニュースです。

 

ライター2号の観測範囲にて、

衝撃的なネタをキャッチしました。

 

 

『広告』という雑誌があります。

大手広告代理店の博報堂が出版するこの雑誌は、

数年ごとに編集長が変わり、その度に形状やデザインなどの

スタイルを一新することが特長です。

 

しかし、現代性を批判しながらクリエイティブのあり方を問い続ける

姿勢は一貫しており、さまざまな視点を提供してくれるため、

常に動向が気になる数少ない雑誌の一つです。

 

そんな『広告』が、今年7月発売のVol.413でリニューアル。

それ自体は恒例行事ともいえますが、度肝を抜かれたのは価格です。

 

 

定価、1円、税込み。なんなら送料も込み。

 

「1円、てどういうことや・・・1ページしかないんちゃうか?」

「それも白黒のわら半紙とか・・・ヘタしたらガムボトルに入ってるポストイットぐらい小さいかもしれん」

「余りにも過激やでぇ・・・100均でさえ500円商品を平気で売る時代に・・・」

 

 

 

銀色の表紙に燦然と輝く「価格1円(税込)」。ちなみにこっちは背表紙(透明)です

とか、思ってたのに。

この分厚さドユコト。

 

 

誰がどう考えてもそう思うでしょうが、

新編集長によりますと、やっぱり赤字だそうです。そりゃそうだ。

(博報堂さんのイメージアップには大きく寄与しているのでWin-Win)

 

カラーの挿絵(絵画アートを含む)も色鮮やかで、読み進める手をしばし止めることも。

さすがに紙や装丁の品質は新聞に近い感覚ですが、こんだけ分量あるなら全然オッケーです。

(そもそも1円ですから)

 

 

5年前の同じ雑誌との比較。「どうもあらためまして、自由です!」って感じ

 

もちろん、量だけじゃありません。質もギッシリと詰まっておるのです!!

対談相手や執筆陣は、さまざまな分野で活躍する、知る人ぞ知る第一人者ばかり。

それぞれの視点から「価値とは何か」を鮮やかに論じていて、

常識という色眼鏡のレンズを次々に破られていく感覚です。

 

 

もちろん完売、もちろん転売。

なお、これだけプッシュしておきながら誠に申し訳ありませんが、

本誌は発売から1週間ほどで完売したとのこと。

Amazonのページでは、今現在3000円とかの値段がつけられています。

(販売期間中は品切れするごとに5000円超えてました)

 

 

定価1円の商品がそこまで値段をつけられることがまた、一種のアイロニーといいますか、

「転売屋ゆるさん」と怒るのを通り越して、なんだか色々考えさせられます。

価格ってなんなのか、お金・商売とは・・・などなど。

 

とはいえやっぱり、そういう業者さんの肥やしにされてしまうのは癪ですので、

どうしても読みたいという方は、身の回りでアンテナ感度高めな知り合いに

持っているか聞いてみてはいかがでしょう。

 

 

 

そのうち公式が電書版をやはり1円で公開し、

転売屋に一泡吹かせる展開も十分に考えられますし。