こんにちは!
大阪市でWEB制作をしている株式会社エンジョイワークスです。
突然ですが『文豪とアルケミスト』というゲームをご存じでしょうか?
太宰治や宮沢賢治、夏目漱石などに代表される文豪たちが転生し、
本のなかの世界を破壊する「侵蝕者」と戦う…というストーリーです。
「文アルをきっかけに文学に興味をもった」という若い世代も増え、
近代文学=堅苦しいというイメージはだいぶ薄れてきたと思います。
今回は、数々の名作を紡いできた文豪たちのエピソードをご紹介します。
左から志賀直哉、直木三十五、石川啄木(レベルが低いのは見逃してほしい)
ちなみに直木三十五の記念館は弊社から歩いて15分の場所にあります。
志賀直哉
『城の崎にて』で知られる志賀直哉は、大の自転車好きでした。
ある日、志賀は外出先にて若者から自転車競走を挑まれます。
しかし、曲芸乗りをするために改造している自分の自転車では
スピードが出ず、「このままでは負けてしまう」と悟る志賀。
そこで彼は自転車の後輪を相手の前輪に引っ掛け、そのまま逃走!
なお当時の自転車は、今の新車くらいの値段だったといわれています。
直木三十五
直木三十五は、あの「直木賞」の由来となった作家です。
一風変わった名前で、読み方も「なおき さんじゅうご」。
彼は31歳のときに「直木三十一」としてデビューしてから、
三十二、三十三…と誕生日を迎えるたびに改名していました。
しかし友人の菊池寛に「いい加減にしろ」と怒られてからは、
「直木三十五」として活動を続けたといわれています。
石川啄木
石川啄木は、非常に惚れっぽい性分でした。(※だいぶオブラートに包んだ表現)
短歌の添削指導をしていた頃、「良子」を名乗る依頼人の写真に
一目惚れをした啄木は、彼女宛てにラブレターを送ります。
しかし、良子の正体は「良太郎」という男性でした。
「依頼人が女性であれば、快く添削に応じてくれるだろう」と
考えた良太郎が、知人の写真を自分だと偽って送ったそうです。
名だたる文豪の逸話を知ると、また違う目線で作品を鑑賞できます。
ぜひ作品だけでなく、作家そのものにも注目してみてください。
そして『文豪とアルケミスト』は3月に舞台が上演されます!!
よろしくお願いいたします!!(記事の主旨変わってる)